【亀泉 CEL-24 純米吟醸原酒 生酒】
なめらかな パインの酸と パインアメ




なんだかんだ定期的に飲んでる、日本酒飲みにとってはおなじみの亀泉さんのCEL-24。甘くて飲みやすくて、初心者を沼に沈めるのにぴったりなお酒として有名です。2年ぶり5回目の登場。
CEL-24は、高知県工業技術センターの上東治彦さんが開発した、CELシリーズの24番目の酵母。開発されたのは1993年だから30年以上前なんですね。意外に古い!
ただ、はじめて商品化されたのは5年後の1998年。亀泉酒造さんと、「豊能梅」の高木酒造が最初でした。でも全然売れず、高木酒造さんは1年で撤退。高知って全国一の辛口県だから、受け入れられなかったんでしょうね。それからはしばらくは亀泉さんがタンク1本だけ細々と生産を続けられます。
それが徐々に売れ出したのは2007年頃から。それからもしばらくは、亀泉さんと高木さんだけが使っていたんですが、2018年頃からだんだん採用蔵も増えてきて、2022年当時で10蔵が使うようになりました。
という話のネタ元は、上東さんが講師として登壇した、台湾土佐酒プロモーション2024「CEL24酵母の、開発者に聞く土佐酒の魅力」という講演資料です。全部で56ベージもあって読みごたえたっぷり。内容もめちゃくちゃ面白かったです。
今はもうCEL-24は亀泉さんの看板商品ですね。ちなみに、前回飲んだ亀泉さんはこれじゃなくてCEL-19でした。美丈夫さんでCEL-66も飲んだことあります。以前亀泉の公式X担当者さんに教えていただいたところによると、他にCEL-11も製品化されてるそう。あとはこないだ豊能梅さんでL・CEL-24酵母のお酒を飲みました。
それでは飲んでいきましょう。
上立ち香、ぽわぽわパインとかすかにミント。爽やかかわいいフルーティー。
口当たりはなめらかで、パインのやわらか酸と、パインアメの甘味。その甘酸がぽわっと広がって、旨味苦味はおだやかふわり。
含み香は、パインの酸が中心で、後味にフルーティーな苦渋がじわっと残ってすぐ消える。
思ったより甘味がひかえめですね。と思ってラベルをちゃんと見てみたら、日本酒度が-8。-8だって十分に甘いけど、直近3回の亀泉さんは -16、-11、-11。それよりは甘味が少ないですね。
ジブリで例えると「耳をすませば」の夕子。主人公・雫の親友で、野球部の杉村のことが好きな子です。恋する青春少女。甘酸っぱい。
好き度:★★★★
『耳をすませば』に登場した原田夕子は、『赤毛のアン』のアン・シャーリーがイメージされています。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) 2023年3月17日
原作漫画を読んだ宮崎さんと近藤喜文監督が、柊あおいさんは『赤毛のアン』のファンに違いないと判断して、だったら夕子をアンにしてしまえと、二人で決めたそうです。 pic.twitter.com/qdSAPDNDff


【DATA】
蔵元:亀泉酒造株式会社(高知県土佐市)
造り:純米吟醸 生原酒
精米歩合:50%
アルコール度数:14% ・・・ 低め
日本酒度:-8 ・・・ 甘口
酸度:1.7 ・・・ 高め
アミノ酸度:1.0 ・・・ 低い
酵母:CEL-24
製造年月:2025年11月
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