【紀土 純米吟醸酒 にごりざけ生】
ピリシュワな 酸苦中心 にごり酒






お久しぶりの紀土さん。和歌山県海南市・平和酒造さんのお酒です。コスパに定評のある銘柄ですが、いま調べてみたら、定番の純米酒は3年前に飲んだときよりもさすがに値上がりしてました。2022年の末時点で四合瓶で税抜950円・税込1045円だったのが、2026年2月時点では税抜1000円・税込1100円。相変わらずの激安やん!! しかも、美味しいんですよね、これ。
今回は、紀土さんでははじめましてのにごり。こちらも純米吟醸クラスで税込1430円だから、このご時世にはありがたいですね。さっそく飲んでいきましょう。
と言っても、まずは開栓から。開栓注意の札がかかってるけど、穴あきのスクリューキャップだからまだ安心です。でもさすがにピチピチ元気。少しキャップを回したら、下の方から泡が続々と現れて、澱を一気に持ち上げます。問答無用で吹き出すほどではなかったけど、キャップを回しすぎたら間違いなく溢れますね。開栓段階で上澄みを飲むのはまず無理。
というわけで、きれいに混ざったにごり状態でいただきます。
上立ち香、おだやか乳酸、米麹。甘さは意外になさそうだけど、くっきりカッコよくて爽やかです。
口当たり、ピリシュワしっかり炭酸と、甘さのない乳酸飲料の酸味がぽんっ。そしてにごりの固めの苦味。中盤からは甘酒っぽい米麹の甘旨もふんわり出てくるけれど、酸と苦味が基調です。
この酸苦は、アテが欲しいと思わせるけど、合わせるのはなかなか難しいです。食事に甘味があるとお酒の甘味を隠してしまう。焼肉丼や白菜の含め煮と合わせようとしたら、焼肉のタレや出汁のみりんの甘味でお酒の酸苦が立っちゃってイマイチ。
正直、現時点ではちょっと苦手です。でもこれは、無理に飲むんじゃなくて、しばらく放置すると化けそう。
一旦常温で5日ほど放置しながらちょくちょく味見をしてみると、5日目くらいで苦味が落ち着いてきました。甘味も少しふくらんでバランス良くなってる。やっぱり放置が正解ですね。


塩麴冷やしトマトを合わせてみると、おだやかな味わいの中から旨味がほわり。良いですね。おでんを合わせると、米旨甘がふんわりと。こちらも合ってます。具材よりも少し甘めの出汁との合わせが特に良い! 初日と同じ甘い出汁なのにちゃんと合ってます。全体的に初日よりも合わせやすくなりました。
さらに3日放置して8日目。苦味がだいぶ落ち着いて、美味しい!! これくらいが好きですね。


この日のアテは、「豚と鶏の味噌ヨーグルト漬け焼き」と「野菜の味噌ヨーグルト漬け」。味噌とヨーグルトを合わせるなんて考えたこともなかったけど、兄ルー師匠に教えていただいてやってみました。肉の方は、味噌がしっかり旨塩味で、ほんのりヨーグルトの乳酸が爽やか。うんま!! そして野菜はさらに美味しいです。爽やかな酸っぱさとほんのりコク塩。特に大根が甘味がほわっと出て最高でした。お酒とは乳酸が仲立ちをしてくれて、肉に合わせるとお酒の甘味がふわり。野菜の方は旨甘両方ふんわり立ちます。乳酸が結び付けてくれた縁。めちゃくちゃ合いました!
お酒をジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のアスベル。初登場時にはガンシップを駆ってトルメキアの船を落としまくるくらいの怒りを抱えていましたが、ナウシカに助けられて落ち着いたら本来のやさしさと爽やかさを取り戻します。
好き度:★★★☆
今日ナウシカ見ててんな
— moe (@m_loog) 2026年1月2日
ここらのシーンのアスベルずっとナウシカを支えてるん
お、お前ええ奴やん、、、惚れそうになった🥺 pic.twitter.com/cPBmHgipAG


【DATA】
蔵元:平和酒造株式会社(和歌山県海南市)
造り:純米吟醸 にごり酒 生酒
原料米:五百万石
精米歩合:麹米50%、掛米55%
アルコール度数:16% ・・・ 高め
製造年月:2026年1月
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