【美和櫻 純米酒 超辛口】
淡旨の やわらか美味しい 超辛口



はじめましてのお酒、美和櫻さん。広島県三次市三和・美和桜酒造さんのお酒です。
美和桜酒造さんは1923年(大正12年)創業。広島県の中央部の山あいの町にあるお蔵さんです。公式サイトのアクセスマップを見ると「下板木バス停より徒歩で約2分(約81m) 注)便数が極めて少ないのでご注意下さい」と書かれています。とは言え、1日に4便はあるし、お蔵さんの建物はめっちゃきれい。蔵開きがあったら行ってみるのは良いですね。って思って調べたら、ちょうど3月15日(日)が蔵開きのようです。お近くの方はどうぞ。
お蔵さんのある三和町は、酒造好適米 八反錦・八反・千本錦のふるさとなんだそう。そして美和桜酒造さんは原料米のほぼ全量を町内産で賄い、しかも自社精米しているんだとか。凄い!!
今回のお酒は、超辛口。ラベルも見るからにクラシックなカッコよさがありますね。
実はこのデザインは、実は同じ広島の宝剣さんの超辛口のオマージュ。
宝剣さんは新酒しぼりたて生しか飲んでないから、Amazonのやつを貼っておきます。美和桜酒造さんと宝剣酒造さんが意見交換をしている中で、宝剣さん側から「美和櫻の純米を超辛口に仕上げて、宝剣 純米酒 超辛口と同じラベルデザインで貼り付けてみてはどうか」と提案されたんだそうです。宝剣さんは酒処広島の中でも人気実力ともにトップクラスのお蔵さん。同じラベルということは、そのお酒と比べられるということでもあります。その提案に奮起した美和桜酒造さんが造り上げたのが、今回のお酒というわけです。
それでは、飲んでいきましょう。
香りおだやか米旨ふわり。おとなしくて控えめできれいな香りです。
口当たり、やわらかほの旨ふんわりと。やわらかいまま、やさしい甘酸じわっと現れ、ほわっと溶けて消えていく。
含み香もかすかに米旨飛び立って、後味おだやか旨じわり。
超辛口を感じさせない、やわらか旨口クラシック。美味しい! 辛口というよりは淡旨口ですね。クセもないから何にでも合わせやすそうです。ただアテの味が強いとお酒が負けちゃいそう。和食に合わせたいですね。
実はこの日は別のお酒を飲もうかと思ってたんですが、割烹出身のマスターでも見たことないというくらいの素晴らしいメカジキを出していただいたから、それに合わせて美和櫻さんを選んだんです。

で、実際にメカジキに合わせたら、美和櫻さんが水になりました。メカジキも味わいは強くはないのに、それに消されてお酒の味わいも淡くなります。でもただの水じゃなくて甘露。奥の方に上品やさしく爽やかに田んぼの風景が広がります。この合い方は珍しい。そして素晴らしかったです。
ジブリで例えると「かぐや姫の物語」の天人。ラストシーンでかぐや姫を迎えに来る天人たちです。この映画はただでさえ淡い絵作りなのに、天人は輪をかけて淡く描かれています。でも一目で不思議な力を持っているのがわかる画の説得力があります。
好き度:★★★★
かぐや姫の物語やってるやん。
— コーディー (@_co_dy) 2026年1月9日
『天人の音楽』は久石譲の最高傑作やと思ってるw pic.twitter.com/oyUBMIZWB3



【DATA】
蔵元:美和桜酒造有限会社(広島県三次市三和町)
造り:純米 生酒
原料米:広島県産 八反錦
精米歩合:60%
アルコール度数:16% ・・・ 高め
製造年月:2026年2月
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