こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

わかむすめ > 菜穂子さん(風立ちぬ)[ジブリ酒]

【わかむすめ 純米吟醸 十二秘色 生酒】

白桃と 爽やかラムネの 甘ふわり

わかむすめ

わかむすめ
わかむすめ

しばらくぶりのわかむすめさん。山口県山口市・新谷酒造さんのお酒です。
おなじみですね。この十二秘色も何度もいただいてます。

秘色
秘色

わかむすめさんの商品名は、平安装束のかさねの色目になっています。秘色というのも、色の名前。単色の秘色は、青磁の肌の色のような浅い緑色(#ABCED8)。でもかさねの場合は、表が瑠璃色(#004898)・裏は淡青(#A0CEA8)という組み合わせになります。

で、わかむすめさんの十二秘色、デザインが2パターンあるんですよね。今回のラベルは、単色の秘色と黒の市松模様ですね。でも去年は秘色+白の市松模様でした。

わかむすめ

十二秘色は、元々は秘色という名称でした。2020年8月ロットと2021年1月ロットは単色秘色+黒で、「十二秘色」に変わった2024年4月と2024年12月が単色秘色+白。てっきり名前と一緒にデザインも変わったんだと思ったら、今回は単色秘色+黒に戻っています。なんででしょう?謎です。(全く根拠のない勝手な予測ですが、市松がはっきりした今回のデザインの方が、某Demon Slayerの影響で海外ウケが良くて海外に売りやすいからじゃないかなと思っています)

ここで少し話が逸れますが、うちの町の図書館が現在改装工事中で、しばらく閉館してるんです。でもその間、普段は入れない閉架書庫を見学できるという特別企画をやっていて、こないだ行ってきました。写真撮影は不可だったんですが、図書館の裏側を見れるのはかなり面白かったです。

で、そのついでに、司書さんに平安装束の色目の本を探していると相談したら、とんでもないものを出してくれました。それが、長崎盛輝さんの「譜説 かさねの色目配彩考 色譜」。こちらは本ではなく、実際に染めた布が張り付けられた色見本資料です。ちなみにお値段、28万円。当然、禁帯出なので、図書館事務所の一角でじっくり拝見いたしました。眼福。

かさねの色目配彩考

かさねの色目配彩考

Amazonでも売ってますね。

 

それでは、十二秘色さんを飲んでいきましょう。

上立ち香、爽やかラムネと白桃と、ミネラル苦とほんのりハーブ。凛とした、かわいらしさと美しさ。

口当たり、上品シロップほの甘味。控えめなガス感チリっと舌に踊ります。透明感のある甘味がぽわぽわふくらみつつ、きれいで心地良い苦味とアルコール感もふわり。奥にほんのりフレッシュな酸。
含み香は、ふわっと爽やか固めのアルコール。後味きれいな甘苦残り、それがほんわり溶けていく。

ああああ、美味しいなあ。
開栓初日らしく、少し固さも残ってますが、それでも既に官能的で感動的。

ジブリで例えると「風立ちぬ」の菜穂子さん。苦味がありつつ、美しく甘いヒロインです。

好き度:★★★★★

わかむすめ

わかむすめ

【DATA】
蔵元:新谷酒造株式会社(山口県山口市)
造り:純米吟醸 生原酒
原料米:山田錦
精米歩合:60%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2026年1月

 

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