こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

作州武蔵 > クシャナ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

作州武蔵(さくしゅうむさし) 原酒 にごり酒】

濃厚な にごりをズバンと たたっ切る

作州武蔵

作州武蔵
作州武蔵
作州武蔵
作州武蔵
作州武蔵
作州武蔵

はじめましてのお酒、作州武蔵さん。岡山県津山市・難波酒造さんのお酒です。
ラベルにはどこにも「作州」って書いてなくて、ただの「武蔵」なんですが、フリガナだけは「さくしゅうむさし」って書いてます。公式サイトにも「作州武蔵」って書いてたから、たぶんそれが正式表記なんでしょう。「作州」というのは、旧国名「美作国(みまさかのくに)」のことです。

難波酒造さんは、明治22年(1889年)創業。元々は「美寿穂」「鶴の井」「灘正宗」「富久迎(ふくむかえ)」という銘柄を造っていました。2002年に岡山県真庭市にあって廃業する勝山酒造から「作州武蔵」の営業権を譲り受け、現在は「作州武蔵」「和心(わしん)」「あばの(かぜ)」などの銘柄を造られています。

今回のお酒は、にごり酒。地元では「難波のにごり」「にごりの難波」と呼ばれていて、最盛期には売上の4割近くがこの「にごり酒」だったんだそうです。以前は富久迎ブランドだったようで、公式サイトにはまだその当時の写真で載っています。

こちらのお店では、にごり酒のにごりの部分と上澄みが分離してたら、飲み比べをさせてくれるんです。でも今回はダメでした。にごり部分が多すぎて全く分離していません。

それでは飲んでいきましょう。

香りはわずかに米甘旨。かなり控えめおとなしい。

口当たり、小さいけれどくっきり酸と、ピリピリ炭酸の刺激。思ったよりはさらっとしていて、米粒が時々舌に当たります。酸味はにごりらしい乳酸。そこにお米の旨甘とにごりの苦味も加わり、バランスよく膨らみます。そしてアルコールでズバンとたたっ切る。

え?これアルコール20度もあるの!? それにしては飲みやすくて危険です。美味しい!

 

アテで合ったのは、メンマのキムチ。じつはあんまり辛くはなくて、お酒の米旨がふわりと引き立ちます。ピクルスに合わせると、今度は甘味がふわり。

ジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のクシャナ殿下。ナウシカの対極にいる、力強くて苛烈なお姫様です。ただ、兵からの人気はとても高く、原作漫画版ではそのために命を狙われます。

好き度:★★★★

作州武蔵

作州武蔵
作州武蔵

【DATA】
蔵元:難波酒造株式会社(岡山県津山市)
造り:原酒 にごり酒
アルコール度数:20% ・・・ 高い!
製造年月:2026年2月

 

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