【丹波櫻 特別純米】
やわらか酸 ずどんと旨口 クラシック




はじめましてのお酒、丹波桜さん。兵庫県丹波篠山市・櫻酒造さんのお酒です。
櫻酒造さんは、1956年創業。戦後ですね。創業は山口県宇部市だったんですが、1963年に兵庫県明石市に移転、1985年に現在の丹波篠山市に移転しました。代表銘柄は「桜一文字」で「丹波櫻」は2021年に63年ぶりに誕生した新銘柄です。
そして、櫻酒造さんは、白鶴酒造さんのグループ会社。社長は、白鶴酒造社長の嘉納健二さんが兼任しています。ちなみにグループ会社には他に、桃川(株)や梅錦山川(株)などがあります。桃川も梅錦も、スーパーで時折見かける銘柄ですね。今回の丹波櫻さんもスーパーで購入しました。やっぱり流通に力を持ってるんでしょうね。
というわけで、今回の特別純米も、使っているお米は自家栽培の白鶴錦です。
白鶴錦は、その名の通り、白鶴酒造さんが開発した酒米。山田錦のお母さん・山田穂(やまだぼ)と、山田錦のお父さん(短稈渡船)の近縁種・渡船2号の間に生まれた子です。お父さんは行方不明だからお父さんと似てる親戚の男を連れてきたわけですね。つまり、白鶴錦ちゃんは山田錦の妹になるわけです。なんで弟じゃなくて妹かというと、妹の方がかわいいから。超優秀なお兄ちゃんにあこがれる妹です。
それでは飲んでいきましょう。
上立ち香、ほんのり乳酸、穀物旨甘。
口当たり、するっときれいにやわらか酸。それがふわっとふくらんで、後半一気に旨苦ずどん。
旨口クラシックですね。甘味は香りの中にはちゃんといるけど、味にはそれほど主張しません。

旨味も苦味もあるクラシックだから、やっぱりアテと合わせて本領発揮するタイプ。お酒を味見してからスーパーに買物に行って、用意したのはカツオの漬け。これ、30分ほど漬けただけで完成。でもお手軽なわりには、ごま油とニンニクと醤油が効いていて美味しい。そしてお酒を合わせると、あれだけ主張していたお酒の中の苦味がふわっと溶けて、お米の甘旨がほわわ!!うっま!! 予想通りの大当たりでした。
ジブリで例えると「もののけ姫」のゴンザ。エボシ様の側近の大男です。質実剛健。男くさくて、いかついけど、ちょっとかわいさもあります。
好き度:★★★☆
もののけ姫が話題になってて僕も先日久々に観たんですが、エボシ配下のゴンザという人物が気になった。ゴンザと言えば鹿児島からカムチャッカに漂流し日本初の露和辞典を作った人物(日本語は薩摩弁)。宮崎監督はもしかしたらこのゴンザを知ってたのかもと何となく想像したhttps://t.co/rqQRJCnv9M pic.twitter.com/Uoq8eFb2Ry
— Terada Ryohei / Kyzyl Tokyo発売中 (@TeradaRyohei) 2023年7月31日




【DATA】
蔵元:櫻酒造株式会社(兵庫県丹波篠山市)
造り:特別純米
原料米:丹波篠山市産 自家栽培 白鶴錦
精米歩合:70%
アルコール度数:15~16% ・・・ 普通
日本酒度:+3 ・・・ ちょい辛
酸度:1.6 ・・・ 高め
アミノ酸度:1.2 ・・・ 低め
製造年月:2026年2月
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