【嘉美心 冬の月 純米吟醸生酒 あらばしり】
華やかな 甘苦ぽわっと かわいらしく




一応お久しぶりの嘉美心さん。岡山県浅口市・嘉美心酒造さんのお酒です。
一応というのは、前回飲んだ嘉美心さんさんは、日本酒じゃなくて、バタフライピーという青いリキュールだったから。バタフライピーは、酸を加えると色が青からピンクに変わるんです。ブログ記事では、レモン汁を加えて色が変わる様子の動画も載せています。そして去年、別ブランドの「
嘉美心酒造さんは大正2年(1913年)創業。元々は「身も心も清めて酒造りをしたい」との想いをこめて「神心」という銘柄を考えていましたが、それは畏れ多いので「嘉美心」にしたそうです。そして、創業100周年を迎えるにあたって、「今こそ畏れ多くて使えないと思っていた“神”の字を使う時」という気構えで立ち上げたのが「神心」でした。
今回いただくのは、「冬の月」。2000年に生まれた嘉美心さんの人気商品です。牡蠣殻で土壌改良した田んぼで作った「里海米」を使い、岡山白桃酵母で醸したお酒。その搾りの最初の部分・あらばしりです。ちなみに冬の月は、100本に1本の割合で満月バージョンがあるんだとか。面白い!
それでは飲んでいきましょう。
色はほんのり曇ったうすにごり。
上立ち香、わずかに酸甘やわらかく、ごくおだやかにスポドリ乳酸。糖の甘さとにごりらしい酸が爽やかです。
口当たり、くっきり甘味がやさしく入り、おだやか苦旨酸も出てきたかと思ったら、苦甘旨味がさらに華やかにぽわっと広がります。
含み香アル甘が爽やかに抜け、後味かわいい甘苦じわん。
美味しい!!
後半はしっかり甘いけど、その甘味が上品です。そしてにごりの酸苦が魅力的で、味わいが重層的になっています。

アテに選んだのは、出汁巻き。やさしい玉子の出汁の旨味とめちゃくちゃ合います。
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の主人公・海ちゃん。かわいくて、そんなに甘くないかと思ったらしっかり甘々。苦味もしっかり抱えています。
好き度:★★★★☆
新居浜市のあかがねミュージアムの楽屋の廊下の壁には
— 小高 芳太朗 (@odakayoshitaro) 2026年2月27日
愛媛県新居浜市出身のアニメーター
近藤勝也さんによる
コクリコ坂からの海ちゃんのイラストも描かれているんですよ!!
これがどれだけ尊いことなのか
おわかりいただけるだろうか!!
国宝!!国宝〜!!#週刊少年ランク pic.twitter.com/5WYHdgkwlL


【DATA】
蔵元:嘉美心酒造株式会社(岡山県浅口市)
造り:純米吟醸 無濾過生原酒 あらばしり
原料米:岡山県産 アキヒカリ
精米歩合:58%
アルコール度数:16.5% ・・・ 高め
酵母:岡山白桃酵母
製造年月:2025年11月
関連記事:
←投票リンク踏んでいただけると、とても嬉しいです。