【わかむすめ 牡丹 純米吟醸 うすにごり 生酒】
豊潤甘 力強くて 色っぽい




毎度おなじみ、わかむすめさん。山口県山口市・新谷酒造さんのお酒です。見つけたら飲みたくなりますね。
今回の「牡丹」は雄町を使った純米吟醸。雄町サミットにて4年連続優等賞を受賞しているお酒です。わかむすめさんで雄町と言えば去年、新製品として純米大吟醸の「紅の匂」を発売したくらいなので、新谷酒造さんにとっても自信のあるお米なのでしょう。

この牡丹という名前も、例によって、平安装束のかさねの色目です。わかむすめさんが好きすぎて読んだ「素晴らしい装束の世界」という本によれば、牡丹は春の色目。表が淡蘇芳(うすすおう)という濃いめの赤(#781c40)で、裏が白だそうです。雅ですねえ。ちなみに「伝統色のいろは」というサイトによると、単色の牡丹色もあるんだけど、色名として定着したのは江戸時代になってからなんだそうです。
それでは早速、いただきます。
上立ち香、やさしい桃甘スポドリ乳酸。お米の旨さもしっかりあって、やさしいのに芯の太さを感じます。雄町っぽい!
口当たり、桃とメロンのはっきり甘味、にごりのかわいい乳酸酸味。その甘酸を中心に、味わい全体ふくらんで、豊かな甘味がさらにぽわ。雄町らしい旨苦もしっかりあります。
正直なことを言うと、僕はこの雄町の太さってそこまでハマることが少ないんです。でも牡丹はこの雄町の良さがとても上手に引き出されています。そして、にごりの酸が旨苦をうまく包んでめちゃくちゃ美味しい。にごりの良さが活きています。
アテは、ワカサギの南蛮漬け。酢でお酒の甘旨がさらに華やかになります。美味しい!!
ジブリで例えると「もののけ姫」のトキさん。タタラ場の女衆のリーダーで、もののけ姫の中でいちばんいい女です。力強くて色っぽい。
好き度:★★★★☆
#細かすぎて伝わらない映画の好きなシーン
— 明治藍色 (@amehuruhonya) 2020年2月26日
『もののけ姫』の最終シーンの辺り、タタラ場に籠城している女衆+病者組が朝を待つ最中、「食うか」「ああ、助かる」とトキが病者から食べ物を受け取り食べるシーン。本当に一瞬だけれど、この前観た時にすげえとガチ泣きしてしまった。 pic.twitter.com/GzdeRUk8F3


【DATA】
蔵元:新谷酒造株式会社(山口県山口市)
造り:純米吟醸 うすにごり 生酒
原料米:岡山県産 雄町
精米歩合:60%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2026年3月
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