【十四代 あらばしり上諸白本生】
フレッシュで 輪郭くっきり 上品に




今年に入って3杯目の十四代様。山形県村山市・高木酒造さんのお酒です。問答無用の超人気銘柄ですね。十四代という銘柄が生まれ、人気になったのは1990年代からですが、そこから常に日本酒業界の最高峰にして最先端を走り続けているのは、さすがとしか言いようがありません。
今回はそんな十四代様の「あらばしり 上諸白本生」。あれ?去年もいただいてるんですが、ロゴの色が違いますね。ともあれ、特A山田錦の45%磨きという、十四代様の中でもかなりグレードの高いお酒です。飲めることに感謝して、さっそくいただきます。
上立ち香、ふんわり和梨のフルーティー。なるほど、あらばしりらしいフレッシュなくっきりさ。いつも素晴らしい十四代様の中でも、さらに輪郭がはっきりしています。
口当たり、ピリピリ弾ける微炭酸と、くっきり甘酸フルーティー。梨シロップの甘味が口に含んだ直後からはっきりあって、糖分がさらにふわり。酸も、主張はしないけどくっきり存在感がある青梨とリンゴ。甘味がしっかりしていて色っぽい。なのになぜかとても上品です。そして、あらばしりらしいフレッシュな苦旨もじゅわっと気持ち良い。
含み香は、ぽわっと爽やか梨アルコール。後味の苦甘も豊かで、それすら美しいです。
感動です。本当に素晴らしい。
十四代の中では輪郭のくっきりしたお酒なのに、酒質がなめらかすぎて、いつものように飲み込むときに喉を通る感覚がありません。口の中でふわっと溶けていく感じ。

アテで合ったのは、ゴルゴンゾーラポテサラ。甘味を抑えたチーズ風味のポテサラがお酒の苦味を消して、甘旨がふわっ。うまっ!!

糖度の高いフルーツトマトを合わせると、お酒の甘味は減るけど、その分旨味が立って、これも素晴らしいです。
ジブリで例えると「紅の豚」のジーナさん。劇中時点よりも若い、20代のジーナさんですね。フレッシュさもいきいきとした強さもあって、豊かな甘さの片鱗も見えます。
好き度:★★★★★
紅の豚、このシーンのポルコの機体はエンジンを載せ替えてるので音でジーナが気づくのはおかしいんじゃないかという指摘があったそう。それに対する加藤登紀子さんの答えが「何でかしらね。でも好きな男の足音は、靴が変わってもわかるものなのかもしれないわね」と…素敵… #紅の豚 pic.twitter.com/mmVhJAmL3P
— おゆみちゃん (@oyumioI) 2025年5月9日


【DATA】
蔵元:高木酒造株式会社(山形県村山市)
造り:純米大吟醸 生酒
原料米:兵庫県特A地区産 山田錦
精米歩合:45%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2026年1月
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