【東条泉 Amazing 純米吟醸生原酒】
苦アルが やわらか甘味を バッサリと




はじめましてのお酒、東条泉さん。兵庫県加西市・富久錦(株)さんのお酒です。その名の通りの「富久錦」や「純青」を作っているお蔵さんですね。
キャップにあるマークは富久錦さんのシンボル。写真を撮ったときは向きがわからなかったので、とりあえず4方向とも撮っておきました。でもこないだの白岳仙さんとは違って、このマークはかなり露出しているので、すぐに正解にたどり着きました。
ちなみにこのマークは富久錦さんの「ふ」を図案化したもの。丸は、米と水と人を表していて、それが一つになって純米酒ができるという想いを込められています。
今回のお酒は「東条泉」。どうやら加東市の酒屋さん・井乃屋さんのプライベートブランド(PB)っぽいですね。
「東条泉」は戦前、旧加東郡を中心に飲まれていた銘柄。でも戦後1948年頃に販売中止されてしまいます。それを井乃屋さんが醸造元に声をかけて約40年ぶりに復活。そして、さらに約30年後の2020年にラベルを一新したのが今回のお酒です。
こちらは、優良な産地・特A地区の中でも更に上質のA-a地区の山田錦を使ったお酒。裏ラベルには、お米の生産者さんの名前もしっかり書かれています。
それでは飲んでいきましょう。
色はきれいに澄んでいるけど、ほんのわずかに褐色です。
上立ち香は、良い意味で水っぽい。不思議にやわらかく、上品な穀物甘。
口当たり、少し熟成感のあるやわらか甘味。フルーティーさは全くない、上品でクラシックな糖の甘味。それがふわっとふくらみます。最後はいきなりくっきり苦と、しっかり強いアルコール。その苦アルでやわらかな甘味をバッサリと切る。
含み香ほんのり糖甘ふわり。後味苦味が残るけど、それもいつのまにかきれいに溶けてなくなります。
甘いのに、最後はキレ辛。最後に切ることで、甘さの満足感と食事への合わせやすさを両立していますね。というわけで、単体でのむよりも食中酒として食事に合わせるのがおすすめです。

アテは、鰹のたたきを今度は味ポンで。酸と塩味を加えることで、甘味がふわっとやわらかくなりますね。良き。
ジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のユパ様。やさしくて品もあるのに、辺境一の剣士と呼ばれるくらい鋭い切れ味も持っています。
好き度:★★★★
ユパ様 pic.twitter.com/teoL3iq0Fc
— 沖間うど (@OkimaUdo) 2025年5月24日


【DATA】
蔵元:富久錦株式会社(兵庫県加西市)
造り:純米吟醸 生原酒
原料米:兵庫県加東市東条地区 特A-a 山田錦
精米歩合:60%
アルコール度数:18% ・・・ 高い
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