【鬼の舌震い 本醸造 超辛口】
やわらかく やさしい米甘 コク苦味





はじめましてのお酒、鬼の舌震いさん。なんだこれ?
僕はいろんなお酒を飲みたいタイプなので、知らないお酒があったらとりあえず注文してみます。今回は、通りすがりに初めて入ったお店で、メニューにあったから注文してみたお酒。名前からすると、ど辛口な感じですね。鬼の舌すら震えるくらいのビリビリ辛口っぽい名前。
で、注文して瓶を見たらこれ、千代むすび酒造さんなんですね。なら間違いない。鳥取でいちばん好きなお蔵さんです。
そもそもの鬼の舌震いというのは、島根県奥出雲町にある峡谷の名前です。急流が岩を削ってできた、絶壁と奇岩の異質な景観が2km以上続いているんだとか。

その由来は、天平5年(733年)に完成した「出雲国風土記」の中にある伝説。「ワニが
千代むすび酒造さんの説明文を引用すると「
名前の由来は、一世を風靡している〇滅の刃で話題の「鬼の試刀岩」がある、島根県奥出雲町の【舌震い"恋"吊橋】からきています。
鬼が刀の試し切りで岩を真っ二つにしたように、このお酒は味の濃い料理の油等もスパッと切り、スムーズなフィニッシュをもたらします。
」だそうです。

こちらが、鬼の試刀岩。なるほど一刀両断されてますね。
話は戻って、千代むすびさんの超辛口ってどんなんでしょうね。それでは飲んでいきましょう。
上立ち香、ふんわり水っぽさと、少しだけ米旨。この水っぽさは時々感じますね。夕立ち前の雨の気配の香りです。化学的には「ペトリコール」という物質名。前に飲んだ別の千代むすびさんでも感じた香りです。
口当たり、するんと優しい米甘味。それがふわっと膨らんで、旨酸苦味も現れて、コク苦旨でじわっと閉じる。
このコク苦が、めっちゃ千代むすびさんらしい。苦味がしっかりしてるのに、やわらかいから心地良い。酸味もやわらかいですね。そして超辛口って書いてあるけど、ちゃんと甘味を感じます。
含み香おだやか米旨苦で、後味苦味がやわらかく、じんわり残ってすうっと溶ける。ズバッと切るタイプの超辛口じゃなくて、やわらかいけど後味がきれいに消えるタイプです。美味しい!
温度が上がると酸がふくらんでくるけど、それもやわらかくて良い感じです。

合わせて注文したアテは、干しエビと小松菜のおひたし。出汁がたっぷりで、干しエビの風味も加わって、めちゃくちゃ美味しいです。お酒にもめっちゃ合う。
ジブリで例えると「魔女の宅急便」のフクオさん。おソノさんの旦那さんです。無口で一見すると恐そうだけど、実はめっちゃやわらかくてお茶目で良い人。
好き度:★★★★☆
ウチの旦那(ディオ様)は、魔女の宅急便のフクオさんにめちゃくちゃ似てる。 pic.twitter.com/uWF3CES6Zb
— ふぇあちゃんฅ^. ̫ .^ฅ♡ (@fairy_HPMA) 2024年3月22日


【DATA】
蔵元:千代むすび酒造株式会社(鳥取県境港市)
造り:本醸造
精米歩合:70%
アルコール度数:14% ・・・ 低め
造年月:2026年4月
関連記事:
←投票リンク踏んでいただけると、とても嬉しいです。