こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

銀盤 > 普段はクールだけど、酔うと楽しいお姉さん

銀盤ぎんばん 純米吟醸

酸旨な クールきれい と思ったら

銀盤

銀盤

1合瓶の「蔵べる」シリーズ20本目、富山・銀盤酒造さんの銀盤です。はじめまして

この蔵べるシリーズ、僕の行動範囲内では2軒しか置いてるお店がないんです。でも今回の銀盤で、置いてある銘柄で飲んでないのは、あと1本になってしまいました。どうしようかな?

ともあれ、まずはキンキン雪冷え(5℃)くらいで飲んでいきましょう。

香りはほのかな乳酸の酸味。
口当たりはするっときりっと酸味。後半になってから旨味が広がって、飲みこんでから、旨ほの甘の含み香がふわり。
酸旨で するっときれいな 辛口酒。

それが、ちょっと温度が上がって花冷え(10℃)くらいになると、性格が楽しく変わってきました。口当たりはするする優しく薄酸味。後半から旨味と甘味がぱぁっと花開く感じ。酸→旨な辛口なのは同じなんですが、明るく華やかになってます。こっちの方が好き!

食事にはいろいろ合わせやすそうです。今回アテに用意したじゃこ天との相性もばっちりでした。美味しかった!

公式サイトによると、スペックは、
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:+7 ・・・ 辛口ですね。でも後半膨らむ甘い気配が面白い
酸度:1.2 ~1.3・・・ 低め。え?こんなに低いの? 甘味がほとんどないからか、数値以上に存在感があります
アミノ酸度:1.7 ・・・ 高い! 特に純米吟醸ではあまり見ない値です。
なるほど、後半の旨味甘味はこれか! 糖分の甘味ではなくアミノ酸の甘味なんですね。

ジブリで例えようかと思ったけど、ちょっと見当たらないので妄想でキャラを作ります。
会社ではクールなビジネスお姉さん。仕事のできる美人さんです。甘い顔はほとんど見せずに、自分にも他人にも厳しい人。でも嫌味なところはないから、みんなに尊敬されてるんです。
それが、酔っぱらうと性格変わります。笑い上戸になって、甘くはらないんだけど、華やかさと味わいが出てくる。だから普段は厳しい人なのに、一緒に飲みに行きたい人がいっぱいな人気者です。

満足度:★★★★

銀盤

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