【土佐深海 吟醸酒】
含み香が 華やかだけど 淡い酒



はじめましてのお酒、土佐深海さん。高知県安芸郡芸西村・仙頭酒造場さんのお酒です。土佐しらぎくのお蔵さんですね。
このお酒、深海という名前がついているのは、海洋深層水で仕込んでいるから。
海洋深層水とは、太陽光が届かない水深200mより深いところにある海水のこと。人の生活排水や産業排水も届かないし、日光が届かないので植物プランクトンも生きていけません。だからかなりきれいな水。そして、ミネラルが豊富です。
今回のお酒に使うのは、室戸岬沖合2600m・深さ320mの深海から汲み上げられた深層水。もちろん海洋深層水そのままでは塩分が含まれているので、逆浸透膜で淡水化したものです。そして酵母も、深海6300m・600気圧のなかに沈めた深海酵母です。
ちなみにこのお酒、スペックが書いてあるラベルが破れていて、銘柄名以外全く何もわからない状態でいただきます。どんなお酒なんでしょう?

それでは飲んでいきましょう。
上立ち香、まろやか米旨ほの酸ぽわん。乳酸グレフルおだやかな酸。大きくないけど良い香り。
口当たり、やわらかするんと水のよう。ほんのり酸と、続いて旨甘。とても淡くて儚い薄口。アルコール感も控えめです。でも含み香が、やわらか華やかに開いて豊か。
温まってくると、だんだん味が開いてきます。こっちが本領かな? 手で温めて常温まで上げてみます。
常温だと、味わいがはっきりしてきました。雪冷えだとほとんど感じなかった苦味が、後半にくっきり出てきて、それがなぜかとても気持ちいい。
冷酒だと淡すぎて食事に合わせにくかったんですが、常温だどやさしい辛口で食中に良くなります。

アテで、合ったのは、ひき肉のニョクマム炒め。インドっぽいスパイス感があって美味しいです。そして、お酒が一段奥深くなります。
ジブリで例えると「レッドタートル」の女。
「レッドタートル」は、2016年公開の、ジブリの中では飛びぬけてマイナーな作品です。監督は、オランダ出身のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットさんで、日本・フランス・ベルギーの3か国による合作。カンヌ国際映画祭の、独自で特異な作品に与えられる「ある視点」部門特別賞を受賞しています。
全編通して一切セリフがないという、かなり前衛的でアーティスティックな作品。でもとても美しいし、見終わった後に、不思議な深い後味が残ります。秋の独りのちょっと寂しい夜なんかにおススメですよ。あと、カニがかわいい。
「女」にも名前はありません。存在もいろいろ謎なんですが、おだやかな女性です。
好き度:★★★★

©スタジオジブリ


【DATA】
蔵元:有限会社 仙頭酒造場(高知県安芸郡芸西村)
造り:吟醸酒
原料米:土佐錦
精米歩合:60%
アルコール度数:15~16% ・・・ 普通
日本酒度:+6 ・・・ 辛口
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