【田中六五 K65 2018 & 2019】
薄酸じわ旨生酛
福岡県の白糸酒造さんによる「田中六五」。2018年度から生酛造りにチャレンジしているのだそうです。で、その初年度の2018と2019の飲み比べ企画というお酒を飲むことができました。造りはまったく同じ2本。どういう差があるのか楽しみです。
まずは2018から。
香りはアルコールと乳酸。アルコールがちょっとだけ鼻につくかな。
口に含むと、軽やかな乳酸の酸味とほのかな甘味。その後、じわっと旨味が広がったかと思ったらふわっと上品に消えます。生酛のクセはあんまり前面に出してきていませんね。
満足度:★★★☆
お次は2019。
香りは乳酸と控えめに旨味。さっきの2018はアルコールがちょっとだけ鼻についたけど、こっちは全然気になりません。そして乳酸がちょっとだけ華やか。
味わいはやっぱり2018と似ていて、軽やかな乳酸の酸味とほのかな甘味からのじわっと旨味。味もわずかに華やかかな。
2018よりも質が上がっているように思います。でも、ぶっちゃけ目隠しされたら見分けられる気は全くしません。
満足度:★★★★
今やっと気付いたんですが、ラベルをよーく見てみると、ちゃんと「田中六五」ってエンボスが入ってたんですね。
厳密にはジブリじゃないけど例えると「未来少年コナン」の、インダストリアで会った、コナンのおじいに似た人。いい加減マニアックになりすぎてる気もしますね。
登場シーンは多くないし、活躍なんて全然しないけど、そこにいたことは忘れない。そんな存在感のある人です。残され島のおじいより優しい感じ。残され島のおじいは手持ちでミサイルぶっぱなしたりしますからね。
2019の方は2018より嬉しそうだから、インダストリアを脱出した後かな。
左「おじいに似た人」右「インダストリアのおじいに似た人」 pic.twitter.com/FkBDfEKcBS
— クマオ (@daddylongbody) 2020年6月23日

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