【栄光冨士 龍吟虎嘯 純米大吟醸 無濾過生原酒】(えいこうふじ りゅうぎんこしょう)
華やかな 甘旨苦味が ふわぁぁぁ。
香りは甘旨フルーティー。もう間違いない。美味しいに決まってる。
口に含むと、ふくよかな甘さと、ふっくら旨さと、ふんわり心地よい苦さと、ほんのりフルーティーな酸味がふわぁぁぁーー。
実に栄光冨士らしい華やかな美味しさです。
龍吟虎嘯とは、「同じ考えや心をもった者は気持ちが通じ合う」という意味だそうです。肩ラベルには、龍吟雲起虎嘯風生とありますね。龍 吟じて雲起こり、虎 嘯(うそぶ)きて風生ず。龍が歌うと雲が湧き、虎が吠えると風が吹く。嘯は唸るとか吠えるという意味の漢字。こんな字、ナウシカの「大海嘯」くらいでしか見たことありませんよ。いつもながら栄光冨士はカッコいい!
裏ラベルにスペックがしっかり書いてあるの、良いですね。他のお蔵さんでもやってほしい。スペックが全てとはまったく思わないけど、スペックが書いてあることで楽しみが増えるんですよね。
酵母:山形酵母 ・・・ 香り高くフルーティーなお酒になりやすい酵母。まさに山形!
日本酒度:マイナス3 ・・・ 甘めですが、バランスが良いので甘ったるくはありません。
酸度:1.5 ・・・ 高くもなく低くもなく。
アミノ酸度:1.0 ・・・ 低いですね。すっきりきれいな味わいです。
アルコール:16.8度 ・・・ え?こんな高かったの!? 嫌な刺激は全然なくて柔らかく飲みやすいです。
アルコール感が柔らかいのは、もしかしたら絞ってから時間が経っているのもあるかもしれません。このお酒は2021年1月発売の限定品なんですが、コロナのせいで開けることができなくて、この時期になってしまったんだそうです。お店にとっては大変なことですが、その間に落ち着いたのかも。
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の松崎良子さん。海ちゃんのお母さんです。単身渡米するカッコいい女性。海ちゃんもあんな大人になるんだろうなあ。海ちゃんが泣くシーン、言葉がなくても心が通じ合ってますね。
満足度:★★★★☆
あるラジオ番組に『さよならの夏』をリクエストしたもんですから、また『コクリコ坂から』を観たくなりました♪
— ぱごすけ (@pagos_ke) 2017年7月2日
このシーンは毎回涙腺崩壊です。
いままで気丈に母を演じてきたメルが帰国した母の前でようやく娘に戻れました。
ここからラストへの爽やかな展開がダイスキです♪#コクリコ坂から pic.twitter.com/hQv51Iw2iu
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