【川中島幻舞 Autumn Limited 山田錦】
シロップが いきなり甘じゅわ ふわ苦味
だいぶお久しぶりの川中島幻舞さん。長野県長野市川中島町・(株)
え? 川中島って、長野市だったんですね。合戦のイメージから、なんとなく新潟との県境くらいかと思ってました。
今回のお酒は、信州長野県の地酒しか取り扱っていないという硬派な酒屋・地酒屋宮島さんが主宰する信州地酒頒布会の限定酒。実は、他に飲みたいお酒がたくさんあったからスルーしようかと思ってたんです。でも隣のお客さんが「めちゃくちゃ美味しいですよ」って言ってたから、それに釣られて注文。正杜屋さんに来ると、こうやって飲む量が増えていくんですよね。ありがとうございます。
頒布会限定酒だけあってラベルデザインも他の幻舞さんとは違い、イラストが入ってますね。特に説明はありませんが、鬼面っぽい前立てと 武田菱の家紋と ふさふさの毛っぽいものが付いてるから、これは武田信玄公でしょうね。ちなみにあの白いふさふさはヤクの毛。当時ももちろん日本にはヤクは生息しておらず、超貴重な輸入品だったんだそうです。
いつもながら前置きが長くなってしまいましたが、それでは飲んでいきましょう。
香りは、とろ甘 赤ぶどうシロップ。うおっ、これは美味しそう!
口に含むと、いきなり甘じゅわ、ふわ苦味。糖分たっぷりな甘味が中心で、旨味も酸もおだやかです。なのに深みがある。後半は気持ち良い苦味も出てきて、味を締めてくれます。うっま!!!
スペックは、
蔵元:酒千蔵野(長野県長野市)
造り:無濾過生原酒
原料米:山田錦
アルコール度数:16% ・・・ 高め
製造年月:2022年10月
ジブリじゃないけど例えると「のだめカンタービレ」の主人公・のだめ。甘々恋愛脳で行動は変態だけど、才能が飛びぬけてます。特に後半の、悩みだしてからが良い。
オーケストラでホルン吹いてるからというのもあるけど、この作品、周りではみんな読んでたなあ。僕はマンガの実写化はほとんど面白いと思ったものがないんだけど、のだめはドラマも良かった。この作品を読むと、練習したいって前向きな気持ちで思えるんですよね。
満足度:★★★★☆
埼玉県日高市のマンホール。意匠は「のだめカンタービレ」#manhotalk#のだめカンタービレ pic.twitter.com/vfshBtp5RV
— 古典厩 (@T_KOTEN_Q) 2022年11月11日
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