【LIBROM とMAX】
ハーブふわっ マルゲリータな トマト感
リブロムさんの3杯目は、トマトです。将来的にはイタリアで酒造りをしたいというリブロムさんらしい、イタリアにちなんだ副原料。
うん、もう全く味の想像がつきません。
副原料に入れたのは、福岡県宗像市のトマト農園「とまとのまつお」さんのトマト「とMAX」。あ、これ、トマトの名前だったんですね。化学肥料は一切不使用。農園開園10年を経て誕生した、まるでフルーツのような、低酸味高糖度のトマトなんだそうです。ドロッとしたゼリー質が少なく、濃厚かつ爽やかな味わいなんだとか。
そんなトマトを使ったお酒、どんな味わいなんでしょう？
さっそく飲んでいきます。
上立ち香、ハーブとトマトと麹感。
口に含むと、ほんのりトマトとハーブがふわり。そしてわずかに乳酸感。ハーブはバジルとオレガノかな？ そして最後の含み香に、トマトと爽快苦味がほろり。
これはもしかして、飲むマルゲリータピザ！？
アテは、トマトの土佐酢漬け。おお、トマトのお酒にトマトをぶつけてきた！ これ、トマトが美味しい上に、乗ってる茗荷が絶妙なんです！！ しかもお酒にめっちゃ合う！！ なんで！？ トマトをお酒に合わせるのってなかなか難しいから、意味がわかりません。料理自体はシンプルなんです。でもこんな組み合わせ考えたこともない。うっっま！！！
ジブリで例えると「紅の豚」のモニカさん。ピッコロ社長の姪で、ポルコの飛行艇製造のために来た人です。一瞬しか登場しないけど、一言「よろしく」とだけセリフもあります。イタリアの美人な奥さんって感じ。なんか「マルゲリータ」って感じしません？ 気風が良さそうで、ピザ食ってそう。
好き度：★★★★
【DATA】
蔵元：LIBROM Craft Sake Brewery / 株式会社LIBROM(福岡県福岡市)
原料：福岡県産 ヒノヒカリ、トマト
精米歩合：麹米68%、掛米92%
アルコール度数：8% ･･･ 低い
製造年月：2023年4月
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