【出羽桜 純米吟醸 和し(なごし)】
お米とラムネっぽい香り。
口に含むと、フルーティーな酸味を中心に、優しい甘味、気持ち良いアルコール感、わずかに苦味を含んだ複雑な旨味が、いろんな順番で感じられます。その感じ方や切れ方が、口の中のどこで味わうかで一口ごとに変化して面白いです。それでも全体としてはいかにも「山形のお酒」という感じ。味の主張は強くないけどバランスが良いですね。幸せ!
お米は出羽燦々。出羽燦々は、くどき上手や花邑をはじめ、いくつか飲んでますが、どれもこの複雑味を持っているような気がします。そしてどれもめちゃくちゃ美味しい。そんなに違いがわかるわけではありませんが、出羽燦々と書いてあるとつい飲みたくなります。
2日目は、味わいはそれほど変わらないけど、香りか花開きました。よりフルーティーになって、複雑さも増した感じです。さらに美味しい!。
ジブリで例えると「ルパン三世 カリオストロの城」のクラリス。カリ城はジブリじゃありませんが、そこは大目に見てください。若くて綺麗で、基本的には純真。でも、カリオストロ公国の影の歴史が複雑な苦味を落としています。だからこそ太陽の下を歩いてほしい。そんな感じです。
ちなみにこのお酒、どうやら成城石井のプライベートブランドっぽいです。
満足度:★★★★☆
あなたの心です
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) 2018年1月19日
by 銭形警部
名言ですネ。#kinro #ルパン三世 #カリオストロの城 pic.twitter.com/bCFlMKYnFs