【南方 純米吟醸】
家飲みでは久々の大当たりでした。淡麗ちょい甘。
まずは常温でいただきます。お米とバナナの良い香り。口に含んで一瞬後に来る控えめなお米の甘味、そしてより抑えられた酸味と旨味が素晴らしいです。口の中に広がる甘い香りと鼻に抜けるキレイなアルコール感も良いですね。最後はすっと切れます。これは美味しい。
300mlの小瓶で600円と、スーパーやコンビニで売っているお酒の中では結構高い方だけど、味も群を抜いています。
2日目、キンキンに冷やすと、甘味が引っ込んで少し苦味が出てきました。常温では、昨日より酸味と旨味が主張している。どちらかと言うと1日目の方が好みかな。
ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」のハク。きれいで優しいイケメンです。
話は脱線しますが、ハクは千尋の死んだお兄さんという説があります。提唱者は岡田斗司夫さん。映画本編ではそんなことどこにも(わかるようには)描いていませんし、僕もはじめに聞いたときは「え！？」と思いました。でも、証拠を積み上げてそれを実証していく動画はとてもエキサイティングです。「岡田斗司夫ゼミ」は毎回見ているんですが、この回は特に神回。
ちなみに上の動画は抜粋版です。全長版も貼っておきますが、こちらのほうがより深く理解できます。
抜粋版の方は文字起こしもあります。
話は戻ってこちらのお蔵さん、たぶん和歌山が生んだ知の巨人にして世界的な博物学者・南方熊楠にちなんで名付けたブランドだろうなと思っていたんですが、調べてみたら違いました。
なんと、創業者が南方熊楠のお父さん！今の社長の南方康治さんが6代目だそうです。
会社名の(株)世界一統という名前もすごいですが、その命名者は大隈重信！さすが気宇壮大ですね。
満足度：★★★★☆
にほんブログ村
