【白鶴 大吟醸】(はくつる)
控えめきれいな上品大吟醸
白鶴の飲み比べ、カップ酒「まる」に続いては大吟醸です。実はこれと一緒に純米大吟醸も買っているので、そちらとの飲み比べも楽しみ。
この大吟醸、モンドセレクションで2011~2021年、11年連続で金賞を受賞してるそうです。凄い。
香りはほんのりマスカットの酸甘。
口に含むと、控えめきれいな甘酸っぱさを一瞬感じて、すっと引いていきます。その奥から旨アルコールの含み香がふわり。余韻は甘旨じわりと上品で、強くはないけど長いです。全体の印象はすっきりきれい。
温度が上がってきたら、甘味も開いてきてより魅力的。でも、常温まで上がると酸味がちょっと刺さるので、10℃・花冷えくらいまでが良さそうです。
飲み比べた純米大吟醸とは、とても似ています。味わいはほとんど同じなんだけど、こちらのアル添大吟醸の方がちょっとだけ最初の甘さがはっきりで、そこからの引き具合がすっきり。でも、ブラインドで比べたら見分け付かない自信があります。
ジブリで例えようと思ったけど、このタイプはちょっと思い当たりません。だから僕の妄想でキャラ作っちゃいます。
大吟醸と純米大吟醸は双子の姉妹ですね。いいとこの女子校に通う、神戸の大手メーカーの後継ぎお嬢様。清楚で上品で、いつも敬語で話してそう。2人とも黒髪ロングで、外見も性格も似ています。
こちらのアル添大吟醸は双子のお姉さんの方。「私はお姉さんなんだからしっかりしなくちゃ」って思って頑張っちゃうタイプ。でも、要領がいい妹のことがちょっとうらやましかったりします。
満足度:★★★☆
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