【秋鹿 純米酒 千秋】(あきしか せんしゅう)
酸旨ぽーんな辛口食中酒
春鹿、夏しかに続く「鹿くらべ」企画。第3弾は当然「秋鹿」です。春鹿は奈良だったけど、秋鹿は大阪。「美味しんぼ」で海原雄山が絶賛したお酒らしいです。
このラベルの佇まい、なんとなく常温が良さそうな気がするので、まずはそのままいただきます。
香りはほんのり気持ちいいアルコール感。
口に含むと、乳酸の酸味とお米の旨味が最初からぽーん。「ドカン」というほど強くはないけど、アタックがはっきりしていてそれが徐々に引いていくから「ぽーん」という感じです。
酸味しっかりで甘味はほとんどないけど、その酸味にトゲがないから嫌じゃない。
アルコールの含み香も気持ち良く鼻に抜けます。
レトロではあるんだけど古くさくはない。味わいしっかりで、きれいに消える食中酒です。
冷やしてみると、口当たりはすっきり酸味で、そこから旨味がじゅわっと広がるようになります。面白い。でも、ちょっと苦味も出てきたかな。
燗にしてみると、わずかに甘味も出てきて、酸旨優しくじわわわわ。燗映えしますね。これは冬になったらまた買って、いろんな温度で試してみたい。
ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」の油屋。レトロな和風建築に見えるけど、下の方はコンクリート造り。しっかり新しい技術が入っています。
「のだめカンタービレ」好きだし、せっかくだから千秋センパイネタをぶっこもうかと思ったけど、味わいの方向性が全然違いました(^^)
満足度:★★★★
次回予告:鹿くらべ、もうちょっと続きます。奈良→大阪ときたら次は?
「千と千尋の神隠し 油屋」がしんじられないほどの緻密さで感嘆……。ハンパじゃないです。色づけもジブリを超えたリアル。ちょ見てよ……https://t.co/qqGF17H4aC
— 土屋アソビ☁ (@wtbw) 2021年6月28日
キオさん @Sorakio 制作 pic.twitter.com/dPMRScFPhF
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