【福正宗 純米酒】
甘旨で どっしりレトロな 純米酒
1合瓶の「蔵べる」シリーズ8本目。石川県・福光屋さんの福正宗です。福光屋さん、聞いたことがあると思ったら、前に飲んだ「加賀纏」のお蔵さん。こちらも蔵べるシリーズと同じく三菱食品さんプロデュースですね。他にも加賀鳶などのブランドを持たれています。加賀鳶もスーパーでよく見る銘柄。調べてみたら、やっぱり従業員数114名の大手酒蔵さんでした。
色は、パッと見てわかる薄黄色。製造は今年4月だから、そんなに時間経ってません。瓶詰め前に熟成かかってるのかな?
香りはおコメの甘旨と穀物感ぶわぁ。レトロな感じですね。まあ、このラベルでモダンフルーティーだったら逆にびっくりしますよね。
口に含むと、お米の甘旨がガツン。そしてすぐに苦味も追いかけてきます。どっしり。
でも、レトロなわりにはアルコール14度で低め。その分だけ飲みやすくなっています。
温度は、常温から始めて、冷凍庫で冷やしながらちびちび。温度が変わっても基本の味わいは同じで、甘旨→苦です。5℃雪冷えくらいまで冷えたら、酸味も出てきて爽やかになりました。
せっかくなので、合わないとは思いつつぬる燗くらいまで温めてみました。そしたら、常温では控えめだった酸味がめちゃくちゃ主張してる。面白っ。でも、僕が好きなのはやっぱり冷酒ですね。思い切ってキンキンに冷やすくらいが良いです。
公式サイトによると、スペックは、
アルコール度数:14% ・・・ ちょっと低め
日本酒度:+2 ・・・ 普通
酸度:1.2~1.6 ・・・ 普通
アミノ酸度:1.5~1.9 ・・・ ちょっと高めでどっしりした味わい
やっぱり、スタンダードな造りのレトロなところを目指したんでしょうね。
ジブリで例えると「もののけ姫」のゴンザ。エボシ様の側近の大男です。どっしり力強い。でも、エボシ様に惚れてる分だけちょっぴり甘いです。
・・・ラベルの女の人のイメージどこいった?
満足度:★★★
もののけ姫を久々に見てたら、子供の時にはアシタカがかっこよかったのに、アラサーにもなると一周回ってゴンザがかわいい…😂 pic.twitter.com/yL3OTvtTV5
— 小春ちゃん (@KOHAKOHA08) 2021年8月13日
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