【松竹梅 大吟醸 磨き三割九分】
甘とろり 苦味とくっきり アルコール
去年やった、大手メーカーのカップ酒と本気酒を飲み比べるという企画。松竹梅だけやってなかったんですが、こないだ飲んだカップ酒・天に続いて、大吟醸を買ってきました。純米大吟醸じゃないけど、精米歩合は39%。アル添大吟醸も好物なので楽しみです。
香りは、お米の甘さとアルコール感。このアルコール感が、ちょっとストレートで刺激があるかな。
口に含むと、甘口とろり。おっ、美味しい。ただ、後半にふくらむ苦渋味と、くっきりアルコール感がちょっと邪魔してる。惜しいなあ。
と思ったら、晩ごはんの鰹のタタキと合わせたら化けました。鰹の生臭さがお酒で消えて、これは美味しい。面白っ。他のおかず、小松菜の煮びたし・冷奴との相性は、そこそこくらいなのに、鰹が抜群に合います。
とは言え、精米歩合39%を期待すると、やっぱりちょっと惜しいかな。でもまあ、値段も1000円ちょっとだからこんなもんかな。そこそこ美味しいし。
それも、3日目になると、苦雑味も落ち着いてきました。
この日のアテは、お昼ごはんに作った「豚肉とキャベツのミルク煮」。いつものバズレシピだから、簡単なのにめちゃ美味。料理の豊かなコクに、お酒の甘アルが加わって、うんまーーー!!
うちの定番の、6Pチーズの味噌漬けとも合ってます。これ、日本酒のアテとしてもめちゃくちゃ優秀なんですよ。
スペックは、
造り:大吟醸
精米歩合:39%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:+1 ・・・ 普通
酸度:1.0 ・・・ 低い
ジブリで例えると「ハウルの動く城」の、隣国の王子。最後に正体が現れる、ちょっとイケメンっぽい人です。生まれは大手でスペックも良いんだけど、それをあんまり活かしきれてない。まあ美味しいんですけどね。
満足度:★★★☆
だから何回も言ってるんよね、ソフィーとハウルと隣国の王子の三角関係アフターストーリーが見たいって(´・_・`) pic.twitter.com/3GUrRByI28
— たんたんめん (@tantanmenisland) 2021年3月5日


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