こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

浦霞 > 夕子(耳をすませば)[ジブリ酒]

浦霞(うらかすみ) No.12 純米吟醸

白ブドウ するり酸味と じわ旨味

浦霞

浦霞

お久しぶりの浦霞さん。(株)佐浦さんが造る、宮城の有名銘柄です。前回飲んだのは、 宮城県の7つの蔵の共同プロジェクト・DATE7でした。

今回のお酒は、No.12。新政No.6と同じで酵母の番号が由来です。協会12号酵母は、浦霞さんの醪(もろみ)から分離された酵母で、1995年まで頒布されていました。Wikipediaには「極度に水と造りを選ぶので一般的とはいえない」と書いてますが、前に飲んだDATE7の浦霞さんはちゃんと美味しかったから、さすが発祥蔵さんですね。

すいません、実はこの子を選んだ理由は、この商品名「No.12」なんです。僕は実は「数字のお酒コレクション」という遊びをしていて、0~10はコンプリートしてるんですが、11~20がなかなか難しい。今まで飲んだのは、14,16,17,18,19,20だけなので、そりゃ12を見つけたら飲まないわけにはいかない。それに、浦霞さんなら安心ですしね。

それでは、飲んでいきましょう。

香りはぽわんと白ブドウ。ちょっとアルコール感もあります。

口当たりは、するり酸味とフルーティー。そこから旨味がじわじわり。酸味華やか、しっかり旨味。酸とアル感含み香が、口いっぱいに広がります。

旨味はしっかり系だけど、後味はすっきりきれいですね。でも、アルコール感がくっきりあるので、飲み慣れていない人にはあんまりお勧めしないかも。


アテは、お通しに出てきた、バゲットに乗ったレバーパテとなめろう。お通しなのにめっちゃ美味しかったし、どんなお酒にも合いそうな優秀なおつまみでした!

ジブリで例えると「耳をすませば」の夕子。主人公・雫の親友で、野球部の杉村が好きだけど失恋しちゃう子です。青春の酸っぱほの甘。

好き度:★★★☆

浦霞

浦霞

【DATA】
蔵元:株式会社 佐浦(宮城県塩竈市)
造り:純米吟醸
原料米:宮城県産 蔵の華
精米歩合:55%
アルコール度数:15~16% ・・・ 普通
日本酒度:+2~3 ・・・ ちょい辛
酸度:2.0 ・・・ 高い
アミノ酸度:1.5~1.7 ・・・ 高め
酵母:協会12号酵母
製造年月:2023年1月

 

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