山法師＞五ェ門(カリオストロの城)［ジブリ酒］

【山法師(やまほうし) 純米超辛口原酒】

酸味ぽん旨味もずどん超辛口

山法師

はじめましてのお酒、(株)六歌仙の山法師さんです。検索したら「やまほうし」と書いてあるサイトと「やまぼうし」と書いてあるサイトが両方あってややこしいですが、「やまほうし」が正解。瓶にちゃんと「YAMAHOUSHI」って書いてますからね。困ったことに、大手日本酒レビュー・ランキングサイトのさけのわさんまで「やまぼうし」と書いてあって迷いました。

ちなみに銘柄名の由来は、山＝八方を山に囲まれた恵まれた環境、法師＝自然と共に生きていく賢人。そこから、『自然の包容力と人間の知恵と技の融合した酒を造りたい』という思いを込めたんだそうです。

(株)六歌仙は、1972年に、近隣の5つのお蔵さんの共同瓶詰工場・販売拠点として設立されました。その後、構成蔵の醸造部門を集約して酒造免許も取得。酒造りを開始します。名前の由来は当然平安時代の歌人の六歌仙。『人々の心にやさしく響き渡る和歌を詠んだ六歌人のように、人々の心にやさしい味わいを届けたい』という思いを込めたんだそう。

山法師さん、名前は知ってたんです。「爆雷」という日本酒度+28という最高値を誇るお酒があることで有名ですから。この子は違うお酒だけど、超辛口って書いてあるから相当なんでしょうね。
それでは、いただきます。

香りはほとんどなくて、ほんのかすかに乳酸感。

口に含むと酸味ぽん。乳酸くっきり辛口酒。旨味もずどんと現れて、酸旨スパッとぶった切る。後味ビリビリ、アル酸感。

うん、超辛口。甘味なんて全く感じさせず、ズバズバ切ってくれます。

アテは、引き続き鶏団子小鍋。わかめの旨塩が素晴らしく合ってる。

ジブリじゃないけど例えると「カリオストロの城」の五ェ門。切れ味が凄いし、旨味もあります。

僕は、普段は飲むときにはスペックを調べないんだけど、気になったから調べてみました。日本酒度は+14だそう。なるほど超辛口。でも爆雷の半分かあ。爆雷がどんなのか、ますます気になります。

好き度：★★★☆

「カリオストロの城」で、登場シーンが削られた（実は最初のカジノシーンからいた）のは、ある意味で最適解だったと言えるのよな。不気味な暗殺集団「影」を、単騎で押し返、「空気を変える」ことができるのは、やっぱ五エ門なのよ。 pic.twitter.com/f36rRHa5DK
— SOW＠ (@sow_LIBRA11) 2021年9月7日