【北洋 純米吟醸 能登半島地震復興支援ボトル】
フレッシュな 酸苦中心 フルーティー
はじめましてのお酒、富山県魚津市・魚津酒造さんの北洋。こないだ飲んだ紫宙の紫波酒造店さんと同じく、酒蔵再建の専門企業・(株)日本酒キャピタルさんの手で再建されたお蔵さんです。アメフトで日本一になった選手が社長をされている会社ですね。詳しくは、こないだの紫宙さんの記事で解説しています。
魚津酒造さんは1925年創業。地元魚津港が鮭や鱒の北洋漁業の船団基地であったことこら、 銘柄を「北洋」と命名したんだそうです。
公式サイトによると、社長はコアラのマーチが好き。なにその情報w でも、蔵人みんなの情報が書いてあるのが素敵です。
今回のお酒は、能登半島地震の支援酒。1本につき200円が日本赤十字社を通じて寄付されます。同じラベルを貼った復興支援ボトルが、日本酒キャピタルが再建された大納川・紫波酒造店・日當山醸造からも発売されています。
酒屋さんで見かけたのも縁。さっそくいただきます。
香りはほんのり水っぽさと、フレッシュなマスカット&青リンゴ。
口に含むと酸味ぽわっ。甘くない白ぶどうと、わずかにレモンのフルーティーな酸。かすかにチリっとガス感が舌をくすぐり、甘味と渋味がほんのり出るけど、中心はやっぱりフルーティーな酸です。
最後は酸と交代で、ブドウの渋味が現れて、酸アルの含み香すうっと鼻に抜け、渋味がずんっと後味に。
あんまり甘くはないけれど、フルーティーな酸が好きな方にはおすすめ。ただ残念ながら、僕の好みの方向とはちょっとずれていました。2日目~3日目にかけて酸苦が少し主張するようになってきました。僕は初日の方が好きだったかな。
お酒に合わせて作ったアテは「やさしいコクのチェダーチーズスープパスタ」。チーズのコク・玉ねぎの甘味・鶏肉の旨味を豆乳クリームがまとめてくれた、やさしく美味しいパスタです。そして予想通りフルーティーなお酒に合う!
ジブリで例えると「魔女の宅急便」の先輩魔女さん。あんまり甘くはなくてツン成分が多めなかわいい子。また13歳か14歳なのに夜の街で働いて、いろいろ苦いこともあったんでしょうね。がんばれ。
好き度:★★★☆
落書き②
— Chobilatte (@chobilatte_) 2023年7月11日
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【DATA】
蔵元:株式会社 魚津酒造(富山県魚津市)
造り:純米吟醸
原料米:秋田県産 秋田酒こまち
精米歩合:55%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2024年1月
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