こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]鷹勇 > アシタカ(もののけ姫)

【鷹勇 超辛口純米】(たかいさみ)

鷹勇

きれいで優しい辛口酒でした。

日本酒度は+10.8の超辛口。でも、厳しさよりも優しさを感じます。微かに甘みも感じますし、日本酒度だけでは判断できない良い例ですね。

口当たりは水のようにすっと入ってくる淡麗。じんわりした旨味と微かな甘味を感じたあと、旨味を残して消えていきます。純米としか書いていませんが、精米歩合は50%。雑味はほとんどなく、とてもきれいです。主張は強くありませんが、「美味い酒とはこうあるべき」という芯を感じますね。

いろいろな料理に合わせやすい食中酒ですが、肴なしでも美味しかったです。

ジブリで例えると「もののけ姫」の主人公・アシタカ。無口だけど芯があってまっすぐな、いい男。勇気も申し分ありません。タカつながりでは、ゲド戦記ハイタカも似ているかと思いますが、苦みが少ない分、もっと若い感じでやっぱりアシタカですね。
アシタカと言えば、ひとつだけ気になるのは、地元に残してきた許嫁・カヤのことをどう思ってるのかです。以前、カヤは上善如水に例えたんですが、どうなんでしょうね。

満足度:★★★★

 

鷹勇

 

 

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