こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]両関 > トエトさん(風の谷のナウシカ)

【両関 純米大吟醸 裏雪月花 瓶火入れ一回】(りょうぜき)

上品甘ほろ苦

両関

大好きな両関のフラグシップ純米大吟醸「雪月花」の裏バージョン。前回飲んでから数ヶ月ぶりの再会です。通常の雪月花は贈答にも使われるので常温保管できるように二回火入れなんですが、こちらは管理のしっかりしたお店だけに卸す一回火入れ。だから裏バージョンなんですね。

香りはお米の甘旨。
口に含むと、甘さとほろ苦さが、いきなりズシン。でも、しっかりしてるのにきれいです。温くなってきたらちょっと酸味も出てきてそれも気持ちいい。

前回は甘さ控えめと感じましたが、今回は甘さもしっかり。両関らしいふくよかで上品な甘さです。でも、この差が生産月の差なのか個体差なのか、体調なのか飲んだ順番なのかは、よくわかりません。ただ、美味しいのはもう間違いない。

ジブリで例えると、「風の谷のナウシカ」のトエトさん。ユパ様に名付け親になってもらうように頼んだお母さんです。きれいで優しいけど、厳しい環境で生き抜く、甘くほろ苦な力強さを持った女性です(僕の妄想の中では)。前に醸し人九平次のうすにごりでも登場しました。
ところで、トエトさんの登場シーン、「今年生まれたトエトの子です」と紹介されてたけど、今年ってことは先月とかじゃなさそうですよね。赤ちゃん、何か月か名無しのままだったのかな?

満足度:★★★★☆

両関

 

関連記事:

 

ブログランキング・にほんブログ村へ←投票リンク踏んでいただけると、とても嬉しいです。