【かたの桜 純米大吟醸 花ひとひら】
ほの甘で やわらか旨苦 ほわほわん
うちからひと山越えた、
まあ、特に関西にはよくある話。大阪の別名「なにわ」には、現在使われているものだけでも浪速、浪花、浪華、難波の4種類あります。また、過去には島根県に、
逆に「神戸」は、兵庫県
いきなり脱線しましたが、かたの桜さんに戻ります。飲んだのは、ちょうど桜に葉が混じりだした満開の時期でした。コンビニで買って、その隣の公園でパシャリ。ここのコンビニ、日本酒がちゃんと冷蔵庫に入ってるのが嬉しんですよね。去年もここのコンビニで、かたの桜さんの純米吟醸を買いました。美味しかったなあ。純米大吟醸にも期待です♪
香りは、ほんのりかすかにキウイと蜂蜜。
口当たりは、するんと穏やかな甘味とかすかに酸旨。きれいで優しくて清楚な華やかさがあります。
でもそれだけじゃない。後半は、柔らか旨苦な味わいと含み香が、口の中いっぱいに、ほわんと立体的に広がります。この旨苦ほわんが、とても心地良い。ほわほわウマウマ。
ああ、これ、春の空気の穏やかさだ。冬の張りつめた硬さがなくなって、柔らか。熱くもなく寒くもなく、ちょうど良い心地良さです。落ち着く~。
温度は低めが良いですね。雪冷え(5℃)~花冷え(10℃)くらい。それより上がると、苦味が気になってきます。
スペックは、
造り:純米大吟醸
原料米:山田錦
精米歩合:48%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:+3 ・・・ ちょい辛
酸度:1.6 ・・・ 高め
ジブリで例えると「猫の恩返し」の、猫の国に到着したシーン。気持ち良い草原に寝っ転がって、昼寝したくなります。
満足度:★★★★
ちなみに、上に挙げた地名雑学の元ネタは、こないだ読んだ「深掘り! 日本の地名」という本です。めっちゃ面白かった! 下の方にリンクを貼っておきます。
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