【臥龍梅 KEG DRAFT Sparkling Clear 生酒】
シュワシュワで 鮮烈優しい ほの甘酸
しぼりたての風味やフレッシュ感を長期間そのまま維持できるという10Lタンクの日本酒サーバー「KEG DRAFT SAKE」。いつものお店に新しいのが入っていました。静岡・三和酒造(株)の臥龍梅さん。名前は知ってたけど、飲むのは初めてです。
ちなみに、臥龍梅という名前は、駿河湾を望む高台にある清見寺の梅の木から採ったそうです。徳川家康公お手植えと伝えられている古木。凄い! その枝ぶりが、龍が臥したような見事な様子で、「臥龍梅」と呼ばれているとのこと。良い名前ですね。ただカッコいいだけじゃなくて由来も素敵。
三和酒造さん、調べてみたら、世界酒蔵ランキング2021第8位なんですね。凄い。このランキングは国内外のいろんなコンペティションの結果を基にしたランキングですので、いろんなところで評価されているお酒ということ。どんなお酒か楽しみです♪
実はこのお酒、マスターが森永の氷菓子・アイスボックスを入れるのをおススメされてるんです。なにそれ面白そう。でもその面白さを味わうために、まずはそのままいただきます。
口当たりはシュワシュワ。さすがKEG、他のスパークリング日本酒とは一線を画した強炭酸っぷりです。最初の刺激がおさまると出てくるほわ甘酸からの、アルコール含み香ふわり。これは1杯目に良いですね。気持ちが起き上がるような鮮烈さと、優しい味わい。美味しいっ!
そして、アイスボックス(グレープフルーツ味)を投入。穏やかだった香りが一気にグレープフルーツに変わります。甘味も足されて、別の美味しさに変化。これも美味しい。元々13度の低アルだったお酒がさらに薄まって、完全にジュース感覚に。
元のお酒の方をジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のラストカットの新芽。清々しくて前向きで、今後にも期待を持たせてくれます。他のお酒も飲んでみたい。
ちなみにアイスボックスを入れると、どこか人工的な味わいで、ジブリっぽくはなくなってしまいます。これはこれで美味しいんですけどね。他のお酒でも、辛口すっきり系のお酒にアイスボックスを入れてみるの楽しそうです。
満足度:★★★★
ルドルフ「ナウシカのEDのラストの木の枝の下には
— 平野耕太 (@hiranokohta) 2022年1月22日
枝を咥えたナリタブライアンが埋まっている」という与太話のYoutube解説動画を作って広めたのはお前か」
ゴルシ「はい」 pic.twitter.com/FTIEH3v6mK
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