こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

飛鸞 > 聖司くん(耳をすませば)[ジブリ酒]

飛鸞(ひらん) Heaven(ヘブン) 無濾過生原酒】

フレッシュで 乳酸爽やか カッコいい!

飛鸞

サケサミット1日目の7杯目。
お久しぶりの飛鸞さん。人気があってよくタイムラインでは見かけるのに、なかなか会えないんですよね。今回は、市販品じゃなくてイベント用に透明瓶に詰めただけ。でもこういうのも、この場限りな限定感があって良いですね。HEAVENじゃなくてHEVENって書いてあるような気がするけど気にしない!

飛鸞を造るのは、長崎県平戸島の森酒造場さん。
平戸は元々、海から見た島影が伝説の霊鳥・鸞が飛び立つ姿に似ていたことから「飛鸞島」と名付けられ、それが平戸に転じたんだそうです。そして大航海時代には世界に開かれた重要な港となり、航海士たちにフィランドと呼ばれていたんだとか。カッコいい!

平戸は、鎖国までは南蛮貿易の拠点として栄えていました。1550年にザビエルが来航し、キリスト教の布教を始めたのもここ平戸。そのため、今でも平戸には多くの教会があります。
今回のお酒は、「天国」と表現されるそのステンドグラスから差し込む光の風情を切りとったんだとか。だからHeaven。ますますカッコいい!!

飛鸞
サケサミットに来られていたのは、専務兼杜氏の森雄太郎さん。「若き天才杜氏」と称される森酒造場5代目の蔵元杜氏さんです。造られるお酒も美味しい上に、スマートでめっちゃイケメン。まだ30代前半ですから、これからのお酒にも期待です。超カッコいい!!!

あまりのカッコよさに、飲む前からやられてしまいそう。でも気をしっかり持って味わっていきましょう。

香りはわずかに甘乳酸。

口当たりは、ピリピリ微炭酸とほのかな酸味。そこから甘味もふわっと出てきます。酸味もふくらみ、木の風味を伴う旨味もほわわ。
酸味はグレープフルーツのような柑橘と乳酸。甘味もフルーティーですね。

低アルでフレッシュ爽やか。夏の1杯目に飲みたい感じのお酒。でも、7杯目でも美味しかった。爽やかカッコいいお酒!!

ジブリで例えると「耳をすませば」の聖司くん。爽やかでイケメンで、持ってる夢がまたカッコいい。

好き度:★★★★☆

飛鸞

【DATA】
蔵元:有限会社 森酒造場(長崎県平戸市)
造り:純米生酛 無濾過生原酒
原料米:山田錦
精米歩合:60%
アルコール度数:13% ・・・ 低い

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