【大嶺 3粒 夏のおとずれ】
トロピカル やわらかかわいく 華やかに
2カ月ぶりの大嶺さん。飲むのは2カ月ぶりなんですが、実はその間に、こないだの旅行で大嶺さんに訪問しました。めっちゃカッコいいお蔵さんだった! まあ、レンタカーで行ったからお酒は飲めずに、ハニージンジャーレモンの甘酒だけ飲んできたんですけどね。





今回のお酒はその旅行とは関係なく、普通にお店に入ってたものです。去年から発売された夏酒「夏のおとずれ」。このイラストが雰囲気あって良いですよね。去年も美味しかったし、そもそも大嶺さんというだけで安心感があります。さっそく飲んでいきましょう。
香りはかすかに乳酸パイン。わずかな米旨、ラムネ感。
口に含むと甘酸が、くっきりだけどやわらかく。ジューシーなパイナップルと乳酸飲料。甘酸っぱさがぽわわわん。
トロピカルで華やかなのに、とてもやわらかくてかわいいお酒です。そして、やわらかいままふわわっと消えて、後には美味しかった記憶しか残りません。人魚のように、泡と消えるよう。
はああ、美味しい。去年よりもさらに美味しくなってる気がします。
ジブリで例えると「風立ちぬ」の菜穂子ちゃん(13歳くらい)。汽車の中ではじめて出会ったシーンの少女菜穂子ちゃんです。かわいいしかしこい。
このお酒、去年はポニョに例えてました。人魚だし。でも今年は去年より可憐な印象です。
好き度:★★★★☆
菜穂子「Le vent se leve(風が立つ)」
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) 2019年4月12日
二郎「Il faunt tenter de vivre(生きようと試みなければならない)」
これはフランスの詩人であるポール・ヴァレリーの「海辺の墓地」の一節。
冒頭の「風立ちぬ、いざ生きめやも」は堀辰雄の訳で、自身の小説「風立ちぬ」で引用しました。#風立ちぬ pic.twitter.com/ng8p2URssP
【DATA】
蔵元:大嶺酒造(山口県美祢市)
造り:純米
原料米:山田錦
精米歩合:50%
アルコール度数:12.5% ・・・ 低い
製造年月:2023年6月
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