【楯野川 純米大吟醸 主流】
米甘旨 きれいな渋味も カッコ良く
しばらくぶりの楯野川さん。前回飲んだ「無我 ブルー」はほんと感動的だったなあ。
今回は「主流」。その名の通り、楯野川さんのメインストリームになるべく設計したお酒だそうです。そんなのもう勝ち確じゃないですか。
さっそく飲んでいきましょう。
上立ち香、米旨バナナと乳酸ぽわわ。
豊かに香るのに、キリっとカッコいい香りですね。
口に含むと酸甘旨。乳酸バナナと米甘旨。そこから旨味がぽわっと主張。きれいな渋味も出てきて切れる。
後味豊かに旨甘渋。この旨渋味がアテを呼ぶ。そして旨アル含み香ぽわん。
はああ、美味しい。これは良い食中酒ですね。単体で飲んでも良いんだけど、アテと合わせたらさらに美味しくなりそう。
というわけで、お酒に合わせて注文したのは、サーモンのお造り。思った通りの大正解。サーモンの、ちょっと生臭な豊かな旨味と醤油の塩味が、お酒の米甘旨をさらに引き立たせてうまああああ。
ジブリで例えると「風立ちぬ」の本庄。主人公・二郎の親友にしてライバルです。しっかりしたイケメン。世間知らずの二郎を補う常識的な人物で、自分も優秀な技術者でありながら、他のアテをさらに引き立たせます。カッコいい!
好き度:★★★★☆
鳥人間コンテストがガチになったのは、第一回大会で「風立ちぬ」の本庄のモデルとなった人が機体を設計して、それがぶっちぎりで優勝したからな。 pic.twitter.com/VT0bSHmTCx
— KJ (@x3892555) 2016年8月31日
【DATA】
蔵元:楯の川酒造株式会社(山形県酒田市)
造り:純米大吟醸
原材料:兵庫県産 山田錦
精米歩合:50%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:-1 ・・・ 普通
酸度:1.3 ・・・ 普通
アミノ酸度:0.9 ・・・ 低い
酵母:山形KA
製造年月:2023年7月
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