こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

八海山 > フェラーリン(紅の豚)[ジブリ酒]

八海山(はっかいさん) 大吟醸

優秀な 淡麗辛口 食中酒

八海山

八海山
八海山

こないだ青越後を飲んだ八海山さん。今回はひょうたん瓶の大吟醸です。
この子を買ってきたのは、1か月前の出羽桜さんに続き、ヤングキングで連載中のマンガ「やえの酒めぐり」で取り上げられたから。掲載されていたのは八海山の「氷温ショット」なんですが、見つからなかったから同じひょうたん瓶の大吟醸で代用です。

やえの酒めぐり

まあ、八海山さんの大吟醸なら間違いはないですね。さっそく飲んでいきましょう。

香りはごくわずか。ほんのり旨味があるような気もするけど、お酒というよりむしろ水の香りを感じます。

口当たりも、するり水のよう。そこから旨甘酸味がふわっと広がります。お米の旨甘ですね。後半はその旨味が、さらにほわっとやわらかくふくらみつつ、澄んだアルコール感がふわあ。きれいなお酒ですね。さすが淡麗辛口の代表銘柄。

八海山
アテは、最近酒飲みの間で話題になってる、ファミマの「あさりの酒蒸し」。こんなの合わないわけがないでしょ。思ったより唐辛子が効いてピリ辛で、あさりの旨味がたっぷり。それがお酒の甘旨を引き立たせてふおおおおお。楽勝でした。

やっぱりこのお酒、食中酒としてめちゃくちゃ優秀ですね。あんまり濃いアテには合いませんが、和食との相性はめちゃくちゃ良さそうです。

このひょうたん瓶、フィルムをはがすと「瑠璃色の瓶になります」って書いてます。でも残念なことにこれ、キャップを外したら戻せないんですよね。だから再利用しにくい。スクリューキャップにしてくれると嬉しいですね。

ジブリで例えると「紅の豚」のフェラーリン。イタリア空軍に所属しているポルコの旧友です。シュッとしたカッコいい大人の男。甘くはないけど優しいです。第1次世界大戦後のイタリア空軍って、ほとんどのパイロットは問答無用でクビになったんです。そんな中で軍に残って少佐まで昇進してるんだから、フェラーリンってめっちゃ優秀ですよね。

好き度:★★★★

八海山

八海山
八海山
八海山

【DATA】
蔵元:八海醸造株式会社(新潟県南魚沼市)
原料米:麹米/山田錦、掛米/山田錦・五百万石・他
精米歩合:45%
アルコール度数:15.5% ・・・ 普通
日本酒度:+5.0 ・・・ 辛口
酸度:1.2 ・・・ 低め
アミノ酸度:1.1 ・・・ 低い
酵母:協会901号酵母
製造年月日:2023年7月19日

 

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