こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]陸奥八仙 > カイとクイ(風の谷のナウシカ)

陸奥八仙 Mixseed Series 自社田-Hanafubuki88-】

ビリビリ甘苦

陸奥八仙

陸奥男山からの八戸酒造つながりでいただきました。ミクシードというのは、八戸酒造の若手蔵人4人が、自分の挑戦したいテーマを決めて醸したシリーズ。この自社田-Hanafubuki88-は、その第4弾。石橋さんという方が醸したお酒で、自社田のお米・華吹雪を精米歩合88%の超低精米で仕込んだものです。ホームページに画像と動画が出ていましたが、笑顔が素敵な方でした。こういう取り組み、素晴らしいです。

で、肝心のお酒です。
まず感じるのは、ガス感と甘味。その後から、ズドンと旨味苦味とわずかにえぐ味。なるほど88%精米、これは面白いクセがあります。そして後味にビリビリ痺れるような感じが残ったと思ったら、スッと消えていきます。誰にでもお勧めできるお酒ではありませんが、美味しかったです。
前に飲んだ普通の陸奥八仙とか、春限定のURARAラベルとは全然キャラクターが違いますね。

ジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のトリウマ・カイとクイ。ユパ様が乗ってる顔と嘴のでかいダチョウみたいな生き物です。ユパ様の言うことはよく聞くし、ナウシカには大きな嘴で甘噛みしてきてかわいいです。でも、明らかに現在の自然にはいないという違和感があって、それが作品の世界観を築くひとつの役割を果たしています。

満足度:★★★☆

 

 

陸奥八仙

 

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