【十旭日 麹39 火入れ】(じゅうじあさひ)
極エロ甘口デザート酒
香りは強めのアルコール感と焦げ感のある甘さ、それから少しの乳酸。ちょっと木のような感じもあります。この香りはもう日本酒じゃなくてリキュールですね。
口に含むと、最初から黒糖と蜂蜜と焦げ感のある甘酒のような甘味がドカン! その奥に乳酸の酸味とカラメルの苦味もあって、とにかく濃厚!ロックやソーダ割りでも良さそうです。
2杯目に頼んだけど、あまりに甘かったので、最後のデザートに回しました。
そしたら常温に戻ってさらに甘さが出てきて良い感じ。料理に合わせるお酒じゃありませんが、スイーツとして美味しかったです。
こちら、普通の日本酒では20%くらいの麹を39%まで入れてます。つまり、それだけ麹の甘さが残るということ。甘酒のような、というより甘酒そのものの甘さですね。
日本酒度はマイナス38。惜しい! ほんとはマイナス39にしたかったんでしょうね。日本酒度がマイナス10を超えるお酒もいくつか飲んだことはありますが、この十旭日はおそらくそれらより酸度が低いです。だから甘さがストレートにぶつかってくる。
ジブリで例えると、、、無理でした。
あまりに愛欲にまみれていて、ジブリにはこんな悪女いません。
他で例えるなら、ビゼー作曲のオペラ「カルメン」の主人公カルメンですね。数あるオペラの中でも最も有名な悪女。男を魅了し、人生を狂わせる魔性の女です。アリア「ハバネラ」を歌う酔っぱらった感じも魅力的。僕も魅入られて、後日もう1杯リピートしました。
満足度:★★★★
↑こちらのハバネラは、いくつか見た中で一番エロかったやつ。最後の足を見せながらの挨拶も良い感じです。