【仙禽 ドルチェ・ロッソ】
蜂蜜酸味熟成酒
仙禽が、赤ワイン酵母を使って醸したお酒。ワイン酵母仕込みのお酒はこれまでにも越後鶴亀とか鳳凰美田とか飲んできましたが、赤ワイン酵母というのは初めて見ました。スペックを調べてみたら、ドルチェ(イタリア語で”甘い”)と名が付くだけあって、日本酒度はマイナス20、酸度5.0という変態。しかもこちら、実は2017年2月製造の4年半熟成酒です。どんなことになってるのか想像つきません。楽しみ。
色ははっきりわかる黄色。糖分たっぷりのお酒が4年も寝てたんですから、だいぶ反応が進んでいるんでしょうね。
香りはブドウの酸味と蜂蜜感。ソーテルヌとかの貴腐ワインに近い感じ。
口に含むと、香りの通りの蜂蜜のような甘味とブドウっぽい酸味が広がります。後味には、ブドウを食べたときに口がきゅっとなる感じが、わずかにあります。熟成感はあるけど、意外なことに苦味はあまり感じません。
ジブリで例えると「思い出のマーニー」の湿っ地屋敷。古い感じはあるけど、ここでの記憶は甘酸っぱい。年を超えて過去と現在がつながります。
満足度:★★★☆
軽井沢に戻って観光をしたあと、軽井沢タリアセンにある睡鳩荘を見てきました。「#思い出のマーニー」に登場した湿っ地屋敷の初期イメージは睡鳩荘をモデルにしていると思われ、外観がそっくりです(画像1と2)。完成された本編に登場する屋敷の外観はかなり変化していますが(画像3)。 pic.twitter.com/wO7NBqocFf
— キャッスル (@castle_gtm) 2020年11月5日
関連記事: