こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]幻の瀧 > 小5タエ子(おもひでぽろぽろ)

幻の瀧まぼろしのたき 吟醸

アル添の 酸アルくっきり 気分屋さん

幻の瀧

幻の瀧

1合瓶の「蔵べる」シリーズ11本目。このシリーズ、公式サイトによると全部で27種類あるらしいんですが、このシリーズが置いてあるスーパー2軒では、残りが少なくなってきました。今回は、富山・皇国晴みくにはれ酒造さんの幻の瀧、アル添の吟醸酒です。はじめまして。

今回はキンキンに冷やしたところからスタート。

香りは、乳酸がメインで、ほんのり蜂蜜。かすかに焦げと穀物も感じます。製造年月が去年12月だから、ちょっと熟成進んでるのかもしれません。

口に含むと、穏やかな酸味と甘味。甘味はすぐに引っ込むけど酸味は広がります。後半は苦味も膨らんで、最後はアル添らしくすっきりスパッと切れる。

ただこれ、温度帯によって結構性格変わります。
雪冷え(5℃)くらいでは、酸味ピーン、アルコールがカツーン。ちょっとキツいです。
逆に涼冷え(15℃)や常温まで上がると、後半に苦味えぐ味がぐわっ。正直ちょっと飲みにくい。
一番美味しかったのは花冷え(10℃)くらいですね。なかなか気分屋さんです。

公式サイトによると、スペックは、
アルコール度数:15% ・・・ キンキンに冷えた状態ではカツーンと感じますが、温度が上がると他の味わいに隠されて穏やかになります。
精米歩合:60% ・・・ 普通の吟醸酒
日本酒度:+4 ・・・ まあ辛口。ただ、温度によって体感はかなり変わります。
酸度:1.6~1.7 ・・・ ちょっと高め。実際、酸味が中心にあります。
アミノ酸度:1.2~1.3 ・・・ 低め。ただ温度が高いと雑味を感じます。

公式サイトの「合う料理」の欄には、洋食:ムニエルとありました。確かにレモンの酸味との相性は良さそうです。

ジブリで例えると「おもひでぽろぽろ」の小学生タエ子。気分によって行動がコロコロ変わったり、わがまま言ったりします。まあ、小学生ですからねえ。

満足度:★★★

幻の瀧

 

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