【七賢 本醸造】
力強い 酸甘旨アル レトロガツン
1合瓶の「蔵べる」シリーズ12本目。山梨の七賢さんです。
実は七賢さん、前に飲んだ純米が、あんまり僕の好みじゃなかったんですよね。だからこのシリーズの中でもちょっと手を出すのが遅くなりました。でも一般的には評価の高い銘柄だから、ずっと気にはなってたんです。リベンジを楽しみましょう。
瓶に、常温か燗が良いと書いてあったから、まずは常温でいただきます。
香りは、乳酸＋フルーティーな酸味と、バナナ＋お米の甘さ。華やかですね。これは美味しそう。
口に含むと、青いバナナの酸味甘味、お米の旨味がガツン。旨味はそこからさらに膨らみます。 後半はアルコール感と苦味もぐわっと口いっぱいに広がってふわっと飛んでいく。力強い！ これまで飲んだ蔵べるシリーズの中でも屈指の力強さです。
余韻もしっかり。っと思ったのは一瞬で、いつの間にかきれいに消えてる。これぞアル添マジック！ 美味しい！
アテに合わせたのは「やみつき鶏＆3分ガーリックライス」。いつも作ってるバズレシピとローソンの、コラボレシピです。
鶏はローソンの「追いガーリックオイルで仕上げたやみつき鶏」をレンチンするだけだし、ガーリックライスもごはんに材料まぜるだけ。簡単というのもおこがましい超速メニューだけど、これがまためちゃくちゃ美味いんです。そして、そのガツンと濃いにんにく味に、七賢のガツンがぶつかって大爆発！ 「1＋1は2じゃないぞ。オレたちは1＋1で200だ。10倍だぞ10倍」ってくらい凄かった！
公式サイトによると、スペックは、
アルコール度数：15% ･･･ 気持ちいいお酒感。
精米歩合：70% ･･･ 味わいしっかりです。
日本酒度：+3 ･･･ ちょい辛。でも甘味もしっかり感じます。
え？酸度とアミノ酸度が書いてない！ このシリーズの御前酒のとき、どうしても書かなきゃいけないから「酸度1.0～1.8」みたいな書き方したんだろうと予想したんですが、どうやら間違いだったみたいです。それなら御前酒も書かなきゃいいのに！
ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」のシャルル。ドーラの長男のマッチョです。こないだ「大盃 マッチョ」というお酒でも登場したけど、力強くてちょっと甘めなお酒にはぴったりなんですよね。
満足度：★★★★
「シャルル」がトレンド入りしてるけど、おじさんはラピュタのシャルルしか知らない。
— じょにぃ♪＠ぷにウマプラレール (@matsukenhakky) 2020年9月20日
シャルルよ、もっと低く飛びな。 pic.twitter.com/1BA6DkP06t
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