【獺祭 磨き その先へ】
雄大な 上品旨味が 美しく
日本酒ファンじゃなくても知ってる大人気銘柄・獺祭のフラグシップ高級酒です。
もちろん、なかなか自腹で買えるお酒じゃありません。こちらは、日本酒情報サイト・SAKEdatabankさんのキャンペーンでいただいたもの。ありがとうございます!!!
実はこのお酒、いただいたのは6月。でも、ひとりで飲むにはあまりに恐れ多かったんです。そこで、いつものお店の日本酒会でみんなで飲むために保管していました。ところが、世間は緊急事態宣言の真っただ中。とても日本酒会なんかできません。だから、宣言明けまで首を長~~~くしながら待っていたんです。
そして11月、やっと日本酒会が開催。そのトップバッターとして、いよいよ開栓です。
香りは、お米の旨甘とすっきりアルコールが上品にふわり。「あ、これ、良いお酒だ」とすぐにわかります。
口あたりは、するっと甘旨とてもきれい。そこから旨味が広がるんですが、その広がり方がほわっと美しい。精米歩合は非公開ですが、2割3分よりは磨いてるはず。なのに旨味がしっかりきれいに乗っています。甘アルの含み香も素晴らしいですね。
そして飲み込んだ直後から、旨味の返り香がほわわぁーーん。おおお!これは凄い! 含み香とはまた違う旨味中心の香りと余韻で、これが至福!
常温くらいになると、甘味も少し開いてきて、返り香もより感じられます。冷酒も素晴らしかったけど、僕は常温の方が好きでした。
ジブリで例えると「もののけ姫」の、アシタカの旅立ちのシーン。宮崎監督が「今、アシタカの心の中は、絶望と怒りと悲しみで真っ黒です。そんな彼には最高の朝をあげたいんです」と言って発注した音楽と背景画。久石譲さんの音楽も背景の朝日も、とても美しくて雄大です。
満足度:★★★★★
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