【安田 】
珍しく芋焼酎です。鹿児島の国分酒造のお酒。なかなか珍しいお酒だとのことで、味見をさせてもらいました。
原料芋は、蔓無源氏(つるなしげんじ)。大正時代から昭和の初め頃に作られていた芋。全く作られなくなっていた品種を、たった10本の苗から復活させたんだそうです。
そして造りも特殊。通常の芋焼酎は、麹の段階では、日本酒と同じように米麴を使います。知らなかったんですが、普通の芋焼酎って芋100%じゃなかったんですね。でもそこをあえて、芋で、それも生の芋を使って芋麹を作るという特殊製法。これにより、芋100%を実現。凄いこだわり!
そんな、努力と技術の結晶のようなお酒。心して飲んでいきましょう。
香り、凄っ!!
味見なので少量なんですが、グラスに注いでもらっただけで、芋フルーティーな香りが飛んできます。
口に含むと、際立つ酸味と優しい甘味。からの、旨アルどどど。含み香もふおぉー-! これは鮮烈。でもとげとげしさはなく、雄大さを感じます。うっま!!!
え?アルコール度数26度? ちょっと珍しいですね。
実は芋焼酎のできたて原酒は、アルコール37〜40度くらいです。普通は、それに加水して度数を下げてるんですね。加水後の度数は、酒税法の関係で、ほとんどが20度か25度のどちらか。それをあえて26度にしているというのは、よほどのこだわりがあるんでしょう。
ジブリで例えると「もののけ姫」の、モロの若い頃。物語時点でのモロは、300歳。今でも美しいんですが、若い頃はもっと荒々しくて、匂い立つような色気があったと妄想してます。ちなみに、モロは昔、猪の長老・乙事主様と好い仲だったという裏設定があります。猪ですらモロの魅力にやられたんでしょうね。
満足度:★★★★☆
ひゃー遅れましたわ、
— 広瀬アリス (@Alice1211_Mg) 2021年8月14日
もののけ姫観てますアシタカ様🥲♡
我が家のモロ、いかがでしょうか
甘えん坊のビビりで
情けない性格ですけれども。
アシタカにそなたは美しいと言われたいです。
(26歳 女性) pic.twitter.com/YtdjMbAQLZ


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