【天吹 恋する春の純米大吟醸】
初恋の 甘酸っぱさと ほろ苦さ


日本酒情報サイト・SAKEdatabankさんの第8回キャンペーンでいただいたお酒。昨日の「恋するバナナ」に続いて、恋する春の純米大吟醸です。どんな恋を見せてくれるのでしょうか? 飲んでいきましょう♪
香りは、おだやか乳酸ほの甘と、しっかりアルコール。意外にアルコール感が強いですね。
口に含むと、淡い甘酸っぱさから入って、ほのかな旨苦ほわん。そして含み香の旨アルコールがツンっ。
この恋は初恋かな? 淡くて甘酸っぱくて、ほのかに苦い想い出。鼻の奥がツンとします。そんなほろ苦ツンで懐かしい恋。少なくとも僕の初恋は、ラブラブ甘々や情熱的なのじゃありません。
デザインを見て、甘々デザート酒かと思ってたけど、違いました。むしろ食中酒として良いお酒です。淡くて食事の味を邪魔しないから、いろんな食事に合わせやすい。
でもびっくりしたんですが、いちばん合ったのはお味噌汁。白菜の甘味と出汁と効いたお味噌汁の後に天吹さんを飲むと、お酒の旨味が口の中でぶわっと広がってヤバい。ほかの合いそうな鯖の塩焼きや厚揚げの煮物を差し置いて、断トツに味が広がります。凄い!
温度帯は、基本的にキンキン雪冷え(5℃)くらいの低めが良い感じです。特に開栓直後はそう。温度が上がってくると苦味がはっきりしてしまいます。
でも、3日くらい経って味が落ち着いてきたら、花冷え(10℃)~涼冷え(15度)くらいでも美味しかった。
スペックは、
造り:純米大吟醸
原料米:非公開
精米歩合:50%
アルコール度数:16.5% ・・・ 高め
日本酒度:+2.0 ・・・ ちょい辛
酸度:2.0 ・・・ 高い。思ってたよりだいぶ高いです
ジブリで例えると「魔女の宅急便」で、キキとトンボが海岸に座って話すシーン。ほんのり初恋の気配はあるけど、苦みのある終わり方をします。
ちなみにこの2人、原作では結婚して双子の子どもを授かります。良かったね。
満足度:★★★★
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