【農口尚彦研究所 観音下 】
熟成感 優しく旨味が ふくらんで
観音下、まあ読めませんよね。酒造りの神様・農口尚彦氏が率いる農口尚彦研究所。その酒蔵がある地名が、石川県小松市観音下です。篠峯の千代酒造の別ブランド・櫛羅(くじら)とか、下越酒造の蒲原(かんばら)などと同じパターンですね。農口尚彦研究所さん、お久しぶりです。
裏ラベルを見ると、Vintage:2018とあるので、おそらくお米の収穫が2018年。そして瓶詰が2019年10月。出荷が2022年4月。熟成されていますね。飲んでいきましょう。
香りは熟成の旨味がきれいにふわり。
口当たりは優しく甘旨ほろん。そこから、旨味がふくらむふくらむ。旨味が強いです。でもとげとげしいところはありません。そして、きれいに消えて後味も優しいです。18度の高アルコールとは思えない。飲み込んだ後の、返り香も、甘旨アルがほんわり気持ち良い。
アテは、だしまかず。要は、スキレットで熱した、巻いてない出汁巻きです。優しい玉子の旨味とお酒の旨味が合わさってウマーーー!
ジブリで例えると「カリオストロの城」の庭師の老人。「なんと気持ちのいい連中だろう」の人。この人、名前はついてないんですよね。犬にはカールって名前がついてるのに。高アルコール18度のいかつい性格の偏屈老人かと思ったら意外に優しくて、最後は爽やかです。
満足度:★★★★☆
「なんと気持ちのいい連中だろう」
— “嘲笑のひよこ” すすき (@susuki_Mk2) 2016年10月14日
庭師の老人の最後のセリフがこの作品の全てを語ってると思う。#luipn #ルパン #ルパン三世#カリオストロの城#カリ城 #ルパン三世カリオストロの城#金曜ロードSHOW#金曜ロードショー#日テレ pic.twitter.com/cey05RJ0Y9
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