こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]中島屋 > ハク(千と千尋の神隠し)

中島屋なかしまや 大吟醸 ゆう

磨かれた きれいな甘苦 大吟醸

中島屋

中島屋

はじめましてのお酒、山口県周南市・中島屋酒造場の中島屋さんです。実は今やっと気づきました。なかまやじゃなくて、なかまやだったんですね。

中島屋

こちらは、6~7月に山口県酒造組合さんが実施していた「山口の地酒プレゼント」キャンペーンで当たった賞品です。夏酒との2本セット。このキャンペーン、5000円相当のお酒が1200名に当たるという超太っ腹企画で、僕の周りにも当たった人がたくさん。山口のお酒って、ほんと素晴らしいものばっかりだから、何が当たるか楽しみだったんです。せっかくだから飲んだことない銘柄が当たったらいいなと思ってたら、はじめましての出会いがありました。嬉しい♪
さあ、飲んでいきましょう。

色はきれいな透明。
香りは、お米の甘さときれいなアルコールがぽわん。ああ、これは飲む前から方向性がわかります。お米をしっかり磨いて、アル添で香りを乗せたタイプ。鑑評会に出てきそうな子ですね。つまり、めっちゃ美味しそう!

こういうお酒は、しっかり冷やすのが好きです。冷凍庫も使って、雪冷え(5℃)よりさらに低く、0℃くらいまで冷やします。

口に含むと、期待通りの控えめ甘アル。苦味が思ったより強いけど、それも良いアクセントです。小さいけどしっかり硬くて存在感がある。
それが、口の中で温度が上がってくると、味わいがふおんって溶けて、華やかで豊かな含み香もぱあぁ。この温度変化大好き♪

2日目、苦味がおだやかになって、より美味しくなりました。それに伴い美味しい温度帯も広がって、涼冷え(15℃)でも甘アルぽわんで素晴らしい。これは、初日よりもちょっと置いてみるのがおすすめです。

飲み終わってから調べて初めて知ったんですが、こちらのお酒は、蔵内で1年以上低温熟成させた大吟醸ブレンドしたもの。ブレンド、つまり、結び合わせたイメージから結という名前にしたんだそうです。とてもきれいで、調べるまで熟成ということに全然気付かなかった!

アテはお昼ごはんに作った「鶏肉とナスの甘辛しょうが醤油炒め」と「オクラの冷やしスープそうめん」。炒め物の濃厚しっかり味に合わせるときれいに味を切ってくれますし、やさしい味のそうめんだとお酒の甘味がふわり。どちらにも合いますねえ。
冷やしスープそうめんのレシピはこちらです↓

スペックは、
造り:大吟醸 低温熟成酒ブレンド
原料米:山口県山田錦
精米歩合:38%
アルコール度数:16% ・・・ 高め
日本酒度:+1 ・・・ 普通
酸度:1.9~2.0 ・・・ 高い
アミノ酸度:1.4 ・・・ 普通

ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」のハク。甘い顔も苦い顔もある美形です。カッコいい。

満足度:★★★★☆

中島屋

中島屋

 

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