【KAWABU 純米おりがらみ Flat】
気持ち良い 甘酸苦の おりがらみ
去年あたりから、ちょくちょく名前を聞くようになっていた、三重県の河武醸造さん。はじめてお会いできました。メイン銘柄は「鉾杉」。上位ブランドの「式」も話題になっていました。今回のお酒は、今年から加わったKAWABUシリーズの第2弾。夏のおりがらみです。
どんなお酒なんでしょう? 楽しみです。
さあ、味わっていきましょう。
色はきれいなおりがらみ。
香りはさわやか乳酸です。
口当たりは、するり気持ち良い甘酸苦から入ってきて、続いて甘酸じゅわん→旨苦じわん。後味の、舌の上にじんわり長~く残る苦味が、なぜかかわいらしいです。うまうま~。
おりがらみの良さが効いていますね。大好きな味わいです。美味しかった~。
ただ、温度が上がると、ちょっと苦味が目立ってきちゃうので、僕は雪冷え(5℃)くらいが好みでした。
スペックは、
造り:純米 生酒 おりがらみ
原料米:五百万石
精米歩合:65%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:-3 ・・・ 甘め
酸度:1.5 ・・・ 普通
アミノ酸度:0.8 ・・・ 低い
酵母:三重MK-3
ジブリで例えると「耳をすませば」のイバラードの風景。雫の物語の中の幻想的な世界です。とても美しいけど、明らかに現実とは違う世界。清涼感があるのにどこか温かい不思議な色合いです。
この背景を描かれたのは井上直久さん。僕はこの世界観が大好きで、画集「イバラード博物誌」も持っています。以前はPCの壁紙にもしていました。
ちなみに井上直久さんは、耳をすませばの中で、聖司君のお爺さんの音楽仲間・口ひげ蝶ネクタイの南さんの声で出演もされています。ナイスボーカル!
満足度:★★★★☆
耳をすませばといえば井上直久さんのイバラード。この世界観が大好きすぎて、いつか一枚買って壁に飾るのが夢。 pic.twitter.com/um2CgqgmlQ
— ニナ (@4EiZV1VV6RbeZC1) 2019年1月11日
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