【志賀泉 純米吟醸生原酒 Expert Kinoko】
きのこ向け? すっきりやさしい フルーティー
ひとつ前のウサギさんに続いて、またまた「なんだこれ!?」なお酒。はじめましての志賀泉さんです。なんか飲んだことあるような気がしたんですが、前に飲んでいたのは志太泉さんでした。似てる!
今回のお酒は、お蔵さんのある信州中野がきのこの名産地だから、きのこに合わせるためのお酒だそうです。でもこの日のアテにはきのこがなかった。残念!
ラベルの絵は、どうやらエノキ・エリンギ・ぶなしめじっぽいです。普通。でもどこか怪しい危ないキノコに見えてしまうのはなぜでしょう?
まあ、インパクトがあるのは良いことですね。それでは飲んでいきましょう。
香りはかすかにリンゴ。
口に含むと、おだやかやさしいフルーティー。すっぱ爽やかなリンゴっぽいですね。すっぱいけどやさしい。それがすうっと引いていって、後味はほんのり旨爽やか。
もしかして温度を上げたらと思って、手で包んでみました。涼冷え(15℃)くらいになったら、きれいな印象はそのままに、味わいがふくらんでぽわん。リンゴフルーティーほの米旨で良いですね。どっちも美味しかった。
アテは引き続き、おぼろとうふ。ほとんんど味がないのに、合わせるとお酒の味わいが膨らむのが不思議で美味しいです。
きのこに合わせるんだから、もっと旨味を乗せたお酒を想像してました。そしたらおだやかフルーティーが出てきたからびっくり。きのこに合うのかがわからないけど、だからこそ、ちゃんと合わせてみたいですね。美味しいのは間違いないから、損はしないでしょう。
スペックは、
蔵元:志賀泉酒造(長野県中野市)
造り:純米吟醸生原酒
原材料:山田錦+ひとごこち
精米歩合:59%
アルコール度数:14% ・・・ 低め
日本酒度:-8 ・・・ 甘口。え?こんなに低かったの!?
酸度:2.3 ・・・ 高い!
アミノ酸度:1.0 ・・・ 低い
酵母:協会1801号+協会901号
製造年月:2022年4月
出荷年月:2022年11月
ジブリで例えると「紅の豚」のラウラちゃん。フィオの従姉妹4人組のひとりで、2番目に歩いてくる子。目立った活躍はしないけど、めっちゃかわいくて、ちょっときりっとカッコいい。
満足度:★★★★
ラウラちゃんの何がいいって、初対面のポルコにおっかなびっくりなソフィアに(ごあいさつして)と背中を押してあげて、自分もにっこりあいさつするんだけど、次の瞬間には(さあ、仕事だ)とキリッとした表情でポルコの横をすり抜ける、しっかりしたお姉ちゃん感です(何ひとつ伝わらない) #紅の豚 pic.twitter.com/4CrhO7ejpl
— 雷 (@thunderbolt914) 2016年11月12日
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