【萩の鶴 純米吟醸 さくら猫】
フローラル やわらかやさしい うすにごり
お久しぶりの萩の鶴さん。前回飲んだのは2021年だけど、同じお蔵さんの「メガネ専用」は2022年に飲んでます。美味しかったなあ。あの頃は僕もメガネかけてなかったんですが、最近は仕事のときはメガネかけるようになってしまいました。これで心置きなくメガネ専用を飲める!!
今回のお酒は、さくら猫。萩の鶴さんは、四季それぞれ、さくら猫・夕涼み猫・ハロウィン猫・こたつ猫を出されていて、このゆるいイラストが良いんです。
夕涼み猫は2回飲んでるけど、さくら猫は初めて。うすにごりなんですね。楽しみ。さっそく飲んでいきましょう。
まずはにごり酒の楽しみ、上澄みからいただきます。
香り華やかフローラル。ラムネと米甘旨とにごりの酸苦。
口に含むと甘酸ぽわん。桃とキウイとピリシュワ炭酸。そこから苦味がぐぐっと出てきて、後味しっかりミネラル苦。
うん、美味しい。
本命、おりを混ぜて、うすにごりにします。。
色は銀色うすにごり。細かい澱がふわふわ浮いてます。
香りは変わらず、フローラル。ラムネと米甘旨もやさしくほわん。
口当たりは、、、お!?
上澄みのときより、明らかにやわらかやさしくなりました。とろっと桃とマスカットの酸。じわじわ広がる苦味もまろやか。お米の旨味も出ています。うっま!
これはうすにごりの方が好き。
用意したアテは、鶏唐とヤゲン軟骨揚げ、そしてカンボゾーラ。カンボゾーラというのは、外は白カビ中は青カビなチーズです。カマンベール+ゴルゴンゾーラ=カンボゾーラというわけですね。そのどれもが大正解。塩味と脂がお酒の甘味を引き立ててくれて、めちゃくちゃ美味しい!
2日目、少し味わい落ち着いて、苦味がおとなしくなってます。
3日目は、さらに甘味も開いてきました。おお、さらに美味しくなってる!! 後味のやわらか甘苦がめっちゃ気持ちいい。
これは、すぐに飲み切るんじゃなくて、少し置いて育てるのが楽しいお酒です。
3日目に合わせたのは、「鶏の味噌バタたっぷりチーズ焼き」。鶏ももと玉ねぎとエリンギを味噌みりんで炒め、チーズをたっぷり乗っけて焼いたやつ。少し甘めの味噌をまとった具材とチーズの旨塩が融合して、めちゃくちゃ美味しい!! それにまろやかうすにごりのお酒が加わるともう最強です!
ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」のシータ。爽やかかわいく、人当たりが柔らかいです。
好き度:★★★★☆
間に合わなかったけどラピュタ🎉✨#天空の城ラピュタ35周年#絵描きさんと繋がたい pic.twitter.com/LIHbzEPRGB
— るりほ (@TsutaKaede) 2021年8月2日
【DATA】
蔵元:萩野酒造株式会社(宮城県栗原市)
造り:純米吟醸 生原酒
精米歩合:50%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2024年3月
最後にもう1枚、満月の夜にお酒と生け花を楽しむ #酒月華ぷろじぇくと に投稿した写真です。この月のテーマは「入学式」。だからランドセルに生けてみました。
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