こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]朝(あさつ) > バロン(猫の恩返し)

【朝 天一滄溟 神の穂】(あさつ てんいちそうめい)

華やか辛口

朝

三重の早川酒造部さんの特約店限定酒・朝(あさつ)を2本飲み比べです。天一滄溟と天慶蒼昊。そもそもの「朝」というところから読めませんね。なぜこれで「あさつ」と読むのでしょうか?

ともあれ、まずはドライな方との説明を受けた天一滄溟(てんいちそうめい)からいただきます。

香りはバナナとわずかに蜂蜜。
口に含むと、甘酸の気配を一瞬だけ感じて、辛口の旨味がガツン。
17度のちょっと高めのアルコールに乗った華やかな含み香が、ふわっと鼻に抜けて気持ち良いです。美味しい。

お米は「神の穂」、三重県農業研究所の伊賀農業研究室が開発した酒造好適米です。2010年品種登録とのことなので、比較的新しい品種ですね。たぶん飲むのは初めて。

ジブリで例えると「猫の恩返し」のバロン。前に「裏雪月花」でも登場しました。優しくてカッコよくておしゃれで硬派。しかも男爵。豚に「カッコいいとは、こういうことさ」なんて言わせてる場合じゃありません。

満足度:★★★★

猫の恩返し©スタジオジブリ

朝


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