【勝駒】(かちこま)
甘旨辛で醸造アルコールが気持ちいい
いかにも普通酒というクラシックな佇まいが良いですね。もちろんアル添(醸造用アルコール添加)。名前も、お米の種類や造りはおろか、特定名称や「上撰」すら付いていません。とは言え入手困難で有名な勝駒、一升瓶で2000円しないはずですが、ネットでは7000円で売られていました。こないだ飲んだ「勝駒 純米」のラベルに書いてあったんですが、造り手はたった5人なんだとか。そりゃ大量生産できませんね。飲めたのはめちゃくちゃラッキー。ありがとうございます。
口当たりはとろっと甘旨。控えめに酸苦。後半は醸造アルコールが気持ち良く鼻に抜けてドライに切れます。食事の邪魔をしない素敵な日常酒。いくらでも飲めそうです。脂の乗った富山の寒ブリの刺身なんかに合わせたいなあ。美味しいです。
ジブリで例えると「もののけ姫」の甲六。アシタカに助けられたおっさんです。特に優れているところがあるわけじゃない、ちょっとドジだけど憎めない普通の男。でも、味があります。甲六の一番の手柄は、トキさんを嫁にもらったことでしょう。もののけ姫の中で一番のいい女ですよ。まあ、完全に尻に敷かれてますけどね。
満足度:★★★★
甲六「あわわわわ…入社以来ずっとPoCし続けているデータサイエンティストだ…」
— ꧁🦋幸福のデータ科学㈱🦋꧂テラモ凪 (@teramonagi) 2020年6月16日
アシタカ「好きにさせておけば悪さはしない。会社が豊かな印だ」 pic.twitter.com/QK8xFeaAqC
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