【上喜元 純米吟醸 生】
フルーツな するする甘酸 余韻じわっ
お久しぶり、山形の上喜元さんです。上喜元は、山形らしいフルーティーな中に少し苦みを含んでるという印象があるんですが、これはどんなかな? 楽しみです。
香りは、青リンゴとマスカットの酸と甘さがほんのり。うん、とても山形らしい吟醸香です。こうでなくっちゃ。
口に含むと、期待通りのフルーティーな酸味と甘味がするするっと入ってきて、そのまま喉まで流れていきます。めちゃくちゃ飲みやすい。そして飲み終わった後から、甘旨フルーティーな余韻がじわっと膨らみます。美味しい!
アルコール度数は13%の低アル。なるほど飲みやすいわけです。どんどん飲めてしまう。
常温くらいに温度が上がってくると、香りがよりはっきりしてきました。でも、わずかにアルコールの刺激も入ります。味わいは酸味が立ってきて、後半は爽やかな苦味が広がりつつ、アルコールの含み香がふわあ。ちょっと喉に引っかかるようになりますね。僕は冷やした方が好みかな。
ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」のシータ。きれいでかわいくて大人しいけど、実は芯がある女の子。
でも、惚れやすいのはちょっと心配です。絵コンテによると、屋根から落ちて「ぼくの頭は親方のゲンコツより固いんだ」のシーンで、シータはパズーを好きになったんだそうです。
満足度:★★★★
絵コンテ設定でシータがパズーを好きになるとこが早すぎる pic.twitter.com/YRXJ9TKiGz
— 健登 スマホ産毛にもって帰られました (@subetekierozm) 2016年1月15日
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